　少年ジャンプ編集部は10月11日、冨樫義博さんの漫画「HUNTER×HUNTER」の連載を24日発売の47号から再開すると発表した。これを受けTwitterでは昼前から「連載再開」がトレンド1位に。ファンの間では「連載再開のトレンドで本当にハンターの話題だったのすごい」など喜びと驚きの声が広がっている。

　ジャンプ編集部の公式Twitterアカウントが11日の午前10時に告知した。当該ツイートは、17万回以上リツイートされ、34万もの「いいね」が付くなど注目を集めている（いずれも11日午後1時時点）。

　HUNTER×HUNTERが誌面に載るのは3年と11カ月ぶり。Twitterでは「ついに！」「おめでとう」「また別の連載再開かと思った」など、それぞれの表現で歓迎する声が上がっている。また休載期間が長かったこともあり「（コミックスを）読み直さなければ」「直前の展開を覚えていないのでアプリなどで配信してほしい」といった声も見られた。

　HUNTER×HUNTERは1998年に週刊少年ジャンプ誌上で連載を始めたファンタジー冒険活劇。コミックス36巻までの累計発行部数は8400万部（22年7月時点、デジタル版含む）、2回にわたってテレビアニメも放送している。

　しかし冨樫さんの体調不良による休載が頻発し、18年からは長期休載となった。その後は何らかの理由でTwitterのトレンドに「連載再開」が入ると「HUNTER×HUNTERかと思った」という反応が多数あり、一種のネットミームのようになっていた。20年には「連載再開まで一日1000回、感謝の正拳突きをする」と宣言したYouTuberまで登場している。

　今年5月に冨樫義博さんを名乗るTwitterアカウント（＠Un4v5s8bgsVk9Xp）が現れ、本人であると判明すると、フォロワーは300万人を超え（10月11日時点）、作業の進捗報告には毎回大量の「いいね」が付く事態に。一方で冨樫さんは8月に「症状が改善せず、治療・回復に時間を大幅に割くことになりました」と治療が続いていることを明かしていた。

10月11日午前11時ごろのTwitterトレンド

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