ポケモンGOにサプライズ出現した新ポケモン「コレクレー」、素性が明らかに

[本田亜友子，ITmedia]

　スマートフォンゲーム「Pokemon GO」（ポケモンGO）で5日から新ポケモン「コレクレー」が出現しています。ポケモンGOを運営する米Nianticは11月6日、このポケモンの名前が「コレクレー」であること、またその入手方法について公式ブログで明らかにしました。

金色のポケストップ

フィールド上のコレクレー。タップするとコインが吹き出しに

　発端は5日にポケモンGOで開催していた「ミニリュウ」の「コミュニティ・デイ」でした。イベントが終了した午後5時頃から、一部のポケストップが金色に輝き出したのです。

　ポケストップを回すと大量のアイテムと一緒に見慣れないコインがドロップ。さらにフィールド上に見たことのない小さなポケモンが出現していました。SNSではこのポケモンの捕獲方法やコインドロップの法則性、その使い方などを巡って多くの情報や憶測が飛び交い、5日夜は「新ポケモン」「ポケモンGO」がTwitterでトレンド入りしました。

　アイテムボックス内のコインの説明に「パルデア地方」という記述があったり、ポケモンGO内に「ジニア先生」が登場したりしたことから11月18日発売のNintendo Switchソフト「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」（以下、ポケモンSV）との関係性も指摘されていましたが、その素性が明らかになったのは翌6日の夜です。本家ポケットモンスターシリーズの公式YouTubeチャンネルでの新たな映像が公開され、その中に「コレクレー」が登場しました。

　コレクレーはパルデア地方に生息する“たからばこポケモン”。「はこフォルム」と「とほフォルム」という2つのすがたを持っていて、ポケモンGOに登場したのは“とほフォルム”でした。とほフォルムは、ポケモンSV発売後にポケモンGOと連携すると入手できるようになります。ただし連携機能の実装は2023年の予定です。

ポケモンGOのウィロー博士とパルデア地方の生物教師ジニア先生が共演（公式動画より）

　ポケモンGOでコミュデイ終了後、フィールドに新ポケモンが出現したサプライズは、2018年の「メルタン」以来です。この時は「ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・イーブイ」（以下、ピカブイ）のプロモーションを兼ねた演出でした（初登場時、メルタンは捕獲するとメタモンに変化して捕獲できませんでした）。

　メルタンはその後、ポケモンGOとピカブイの連携設定をして「ふしぎなはこ」を入手すると、ポケモンGOのフィールド内に出現し、捕獲できるようになりました。果たしてコレクレーはどのような方法で入手できるのでしょうか。金色のポケストップから集めたコインの用途も含めて気になるところです。