米Googleは10月4日(現地時間)に開催した年次イベント「Made by Google」で、昨年7月に発売した無線イヤホン「Pixel Buds Pro」の2つの新色と、同日ロールアウトする大型アップデートを発表した。
新色は、同日発表のPixel 8/8 Proのカラバリに合わせた「Bay」(ブルー)と「Porcelain」(クリーム)の2色だ。
Bluetoothスーパーワイドバンドをサポートすることで、「音声の帯域幅が2倍に」なるとしている。イベントで披露された比較音声は、実際に改善されたように聞こえた。
帯域幅が広くなったことで、クリア音声通話も改良される。通話の相手の周囲の騒音が低減され、声がよりはっきり聞こえるようになる。
会話検知機能をオンにすると、Pixel Budsで音楽を聴いているユーザーが会話を始めるとAIがそれを検知して音楽を一時停止し、外部音取り込みモードに切り替わる。会話が終わると、自動的に音楽が再開し、アクティブノイズキャンセリングに戻る。
Bluetoothには固有の遅延があるが、Pixel Buds Proを接続しているGoogle Pixel端末で対応ゲームを起動すると、「低遅延ゲーミングモード」が自動的に有効になり、「遅延が半減する」という。
Pixel Budsアプリで、一定期間にイヤホンを使っていたときの音量と、音量調整についてのアドバイスが表示されるようになる。
Pixel Buds Proの新色はGoogleストアで予約購入が可能。現在配達予定は12日になっている。価格は既存の色と同じ、2万8200円だ。
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