「ZBrush」がiPadにやってきた Apple Pencilで直感的に3Dモデリング可能に 無料版も提供
独Maxonは9月10日(現地時間)、3Dスカルプト(彫刻)アプリ「ZBrush」のiPad版「ZBrush for iPad」を発表した。デスクトップ版の多くの機能を受け継ぎつつUIを最適化。Apple Pencilを使った直感的な3Dモデリングが可能になる。
ZBrushは、ハリウッド作品でも使用されている3Dスカルプトソフトで、iPad版では独自のデジタルスカルプトブラシを含む200以上のブラシを内蔵。Apple Pencilの「ダブルタップ」、Apple Pecil Proの「スクイーズ」をカスタムして、ポリゴンのエッジ表示やポリグループの実行も可能という。左手モードも用意する。
必要なディテールと元のサーフェイスの流れを維持しながら、ポリゴンを均一に配分して新しいメッシュを生成する「Zリメッシャー」、ブラシのストロークごとに三角形のテッセレーションを調整し、技術的制約を気にせずスカルプトに集中できる「Sculptris Pro」、スカルプト中にメッシュをリトポロジ化し、ディテールを維持しながらデジタルクレイ操作が可能な「ダイナメッシュ」などに対応する。
扱えるポリゴン数はiPadのバージョンによって異なるものの、例えば1TB以上のストレージを持つM4 iPad Proでは、メッシュあたり最大9200万ポリゴンまで扱うことができるという。ZBrushとMaxon Oneのサブスクリプションユーザーは、iPadとデスクトップの間でZToolファイルとZProjectファイルをシームレスに共有できる。GoZは、異なるバージョン間でもワンクリックでファイルを移動可能。
iPad版ライセンスの価格は、月額1500円/年額1万3000円。ZBrush/Maxon Oneのサブスクリプションユーザーであれば追加費用なく利用できる。無料版も用意しており、28のブラシの他、ダイナメッシュやSculptrisPro、Zスフィア、Zリメッシャーといった機能(一部機能制限あり)が利用可能。ただし、汎用フォーマットへの書き出し機能が制限されており、有料版にアップグレードすることでフル機能にアクセスできるようになる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
大雨で「首都圏外郭放水路」稼働 濁流が“地下神殿”を満たすまでの動画公開 国交省
-
2
「ペンギンを返して」 Suica新キャラ候補3案公開でSNSに戸惑いの声 一般投票は8日から
-
3
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
4
Duolingoの新アイコンが「気持ち悪い」 世界のユーザーから「元に戻して」の声
-
5
名古屋豪雨、冠水した道は今通れる? トヨタ「通れた道マップ」で確認を
-
6
OpenAI、ミレニアム懸賞問題「ナビエ・ストークス方程式」をAIが解決したと発表 数学者は経緯に反発
-
7
“地下神殿”への濁流動画をダウンロード公開 Xでの反響受け……「首都圏外郭放水路」に称賛
-
8
くら寿司、「ちいかわ」グッズ不正で「警察と相談、厳正に対処」 メルカリと連携も
-
9
メルカリ、くら寿司ちいかわ騒動巡りコメント 出品削除・禁止の有無は
-
10
Suica、3つの新キャラ候補を発表 ネット投票で決定へ ペンギンは27年3月末で卒業
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR