韓国2位の暗号資産取引所Bithumbが2月6日(現地時間)、ユーザーに約62万ビットコイン(日本時間9日時点で約7兆円、以下同)を誤って送金した。キャンペーンとして約2000ウォン(約210円)相当のポイントやビットコインを提供するところ、249人に2000BTC(約280億円)をそれぞれ送付してしまったという。中央日報や東亜日報、英Reutersなどが報じた。
報道によれば、原因はセキュリティ上の問題ではなくシステム設定のエラー。送金時の単位がポイントやウォンではなくBTCになっていた。
Bithumbは誤送付の10〜35分後までに事態を把握し、暗号資産の入出金を全面遮断の上、回収を始めた。9日時点で誤って送付したビットコインの99.7%を回収済み。残りは1788BTCで、このうち1663BTCは現金で回収するが、125BTC(約14億円)はすでに現金として引き出されたり、他のコインの購入に使われたりしており未回収という。同社は誤って支給したビットコインについて、全量を回収する方針を示している。
Bithumbにおけるビットコインの取引価格は金曜日の夜に一時急落。投資家のパニック売りも影響し、約870万円まで下がった。その後は回復し、9日時点で約1130万円超まで持ち直している。中央日報によれば、同社は約11億円を補償に充てる他、107億円規模の顧客保護ファンドを組成し、再発防止と事後救済に充てるという。
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