サダタローのゆるっとマンガ劇場
「ほの暮しの庭」はホラーが苦手でも大丈夫! 怖さを上回る物語とスローライフの魅力をマンガ家が力説(1/7 ページ)
夏といえばホラー! ということで、今回はホラーゲームについて語りたいのですが、今回紹介するゲーム、実はホラーゲームが苦手な人にこそオススメの一本です。
タイトルは「ほの暮しの庭」。人気のホラーゲーム、「夜廻(よまわり)」シリーズを開発した、日本一ソフトウェアの最新タイトルです。田舎の村でのスローライフを楽しむ生活シミュレーションにホラー要素が合わさっているという異色の内容なのですが、発売当初、実はボクは購入をためらっていました。
9020円(Nintendo Switch 2、PlayStation 5、PC)という強気の価格設定も理由の1つですが、一番はボクが生活シミュレーションゲームに苦手意識があったからです。このジャンルのゲームでは、農作業や家畜の世話といった日常業務の忙しさに追われることが多く、とてもスローライフとは呼べないその内容にストレスを感じることが多いからです。
今作も同様の作業を行う必要があるのですが、意外なことにボクはそれほどストレスを感じることがありませんでした。理由の1つは、全体的に作業の難易度が低めであること。のんびりプレイしていてもなんとかなるゲームバランスが秀逸です。そして、なにより本作のストーリーの面白さが一番の理由でした。
主人公が暮らす村に存在する8つの”掟”、そしてそこに隠された大きな秘密……少しずつ解き明かされていく謎が気になり遊ぶ手が止まらなくなるのです。そしてその謎を解くカギとなるのが、深夜に村を探索する、いわゆるホラーパートです。
深夜の村には人ならざるバケモノが徘徊していて、主人公に襲い掛かってきます。最初はたしかに恐ろしく感じるかもしれませんが、バケモノたちにはそれぞれ対処法が存在するので怖れる必要はありません。かわいらしいグラフィックも相まって、ホラーが苦手な人でもそんなに怖がらずに遊べると思います。
それでも怖い! という人のために、今作には「あんしん暮しモード」もあります。このモードでは深夜の探索パートを行う必要がなく、日中のスローライフのみを楽しめます。
このようにホラーが苦手な人への配慮が行き届いている本作は、「ホラーゲームは遊びたいけど怖いのはイヤだ」という人にうってつけのゲームです。最大10×3個もあるアイテム欄からいちいちお目当てのアイテムを探すのに手間がかかるなど、UI(ユーザーインタフェース)に若干不便を感じることはありますが、生活シミュレーションとしても、ホラーゲームとしてもかなりの秀作なので、のんびりゆったり、ちょっぴりハラハラしながらプレイしてみてください。
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漫画家のサダタローさんが、世界初の電脳編集者「リモたん」と一緒に話題のアレコレについてゆる~く語るまんが連載。たぶん週末に掲載します。
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