Google、クラウドとAIセキュリティのWiz買収を完了 過去最大の案件に
米Googleは3月11日(現地時間)、昨年3月に発表した米Wizの買収を完了したと発表した。買収総額は320億ドル(約4兆8000億円)で、Googleの親会社であるAlphabetにとって過去最大の買収案件となる。
Wizは2020年にイスラエルで設立され、現在はニューヨークに拠点を置く非公開企業。クラウドとAIのセキュリティリスクを検出するツールを、Google Cloud、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Oracle Cloud Infrastructure、Alibaba Cloud、Kubernetesなどに提供している。
今回の買収により、WizはGoogle Cloud部門に統合されるが、Wizのブランドは維持される。同社の提供するセキュリティプラットフォームはGoogleのサービスに限定されず、AWSやMicrosoft Azure、Oracle Cloudなど、他の主要なクラウド環境でも引き続き利用可能だ。
この買収によって、顧客はマルチクラウド環境におけるセキュリティ保護の管理を簡素化できるとしている。Wizの持つクラウド環境やコードに関する専門知識と、GoogleのAI技術および脅威インテリジェンスが統合されることで、組織はサイバー攻撃の検出、予防、対応をより迅速に行うことが可能になる。さらに、セキュリティの設計や運用、自動化が改善されるため、セキュリティコントロールの実装や管理にかかるコストの削減が見込まれるとしている。
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