情報処理推進機構(以下、IPA)は6月22日、2027年度から始まる情報処理技術者試験の新試験制度で新設する「データマネジメント試験」(仮称)のサンプル問題を公開した。
今回は知識を問う「科目A」と技能を問う「科目B」のサンプル問題をそれぞれ公開した。科目Aは4択形式で、データガバナンスの意義など、データマネジメントの基礎知識を問う。科目Bは長文の事例形式だ。架空の販売会社を舞台に、データの責任主体を定めた社内ルールを示し、ある分析データのオーナーが誰に当たるかや、品質に疑問が生じた際にどう動くかを判断させる。
想定する受験者層は、データ活用に関わる幅広いビジネスパーソンだ。なお本サンプル問題は、新たな出題分野や出題形式のイメージを共有するためのもので、実際の試験と同様の作成・チェックのプロセスを経たものではないという。
経済産業省とIPAは27年度の試験制度改編に伴い、情報処理技術者試験の区分体系を刷新する方針だ。データマネジメント試験の新設に加え、応用情報技術者試験と高度試験を再編した「プロフェッショナルデジタルスキル試験」(仮称)の導入、全試験区分のCBT(Computer Based Testing)方式への統一を盛り込んでいる。現行の試験制度は、26年度の実施をもって終了する見通しだ。
IPAは、各分野のサンプル問題やシラバス案を、準備が整ったものから順次公開する方針を示している。26年度夏ごろをめどに、一通り公表する予定だ。
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