ワンフェス「3Dスキャン禁止」中国語や韓国語でも告知 “デジタル万引き”対策
「ワンフェスでは【3Dスキャンを目的とした撮影を禁止】しております」――ガレージキットの祭典「ワンダーフェスティバル2026[夏]」(2026年7月26日、千葉県・幕張メッセ)開幕を前に、実行委員会が公式Xアカウントでこう告知し、注目を集めている。
詳細は日本語で書かれているが、バナー画像には、日本語のほか中国語、韓国語、英語で禁止事項が書かれており、インバウンドのファンも意識した告知のようだ。
ワンフェスはプロ・アマ問わず造形作品を展示・販売するガレージキットの祭典で、2025年に40周年を迎えた。
2018年ごろからは、出展作品をスマートフォンで3Dスキャン撮影し、3Dデータを持ち帰る行為が“デジタル万引き”として問題視されてきた。
特に、スマートフォンに搭載されたLiDARセンサー(レーザー光を対象物に照射し、反射して戻るまでの時間から物体までの距離を計測するセンサー)が高度化し、高精細な3Dデータを撮影できるようになったことで問題が深刻化。運営側も2022年から対策に乗り出した。
同年からは、スキャナーによる撮影を禁止事項に追加。FAQにも「作品やブースの撮影許可を得た場合でも、スキャナー等での撮影は全面的に禁止」と書かれており、注意喚起を続けている。
通常の写真撮影の可否はディーラーや作品ごとに異なるため、撮影前に確認するよう求めた。レンズや機材が作品に触れないよう注意し、安全な距離を保つことも併せて案内した。
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