企業向けAIツールの成長率トップはAnthropic、アカウント数が最も多いのはMicrosoft 365 Okta調査
この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「企業向けでAIツールで成長率トップはAnthropic、アカウント数が最も多いのはMicrosoft 365。Oktaが調査結果を発表」(2026年7月21日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
アイデンティティ管理サービスを提供する米Oktaは、同社のサービスを用いている2万社以上の匿名化されたアクセスデータに基づく、企業でのAIツール利用実態について調査結果を発表しました。
成長率トップはAnthropic
1つ目の調査結果は、2022年6月から26年6月までの4年間における企業アカウント純増数に基づいて、AIツールの成長率の高いものをランキング形式で示しています。
1位のAnthropicを100とした場合、2位のOpenAIが66.9、3位のGoogle Workspaceが59.8、4位のGitHubが56.6、5位のCursorが42.4となっており、他と比較してこの4年間のAnthropicの成長率が飛び抜けて高かったことが示されました。
グラフの赤いマーカーは顧客成長率が4倍以上となる急成長企業を示しています。
また、ここではナレッジワーカーやソフトウェア開発者向けに展開している基盤モデル、開発者ツール、エンタープライズ検索、コラボレーションと生産性、音声文字起こしと会議AI、クリエイティブスイートなどを対象としており、特定の部門向け業務記録システムや、クラウドインフラ経由のAI、サイバーセキュリティAIなどは対象となっていないとのことです。
企業アカウント数トップはMicrosoft 365
2つ目は、上記の成長率トップ10について、企業アカウント数の推移グラフが示されました。
ここではそのグラフから、25年1月からの部分を抜粋しています。
企業アカウント数トップはMicrosoft 365。2位のGoogle Workspaceが1位を急速に追い上げています。
そして26年1月以降、Anthropicの企業アカウント数が急激に成長する一方で、OpenAIやCursorの伸びが穏やかになっていることが見て取れます。
Oktaによると、過半数(約57%)の企業は2つ以上のAIプラットフォームを同時に使用しており、企業が用途に合わせて最適なAIツールを組み合わせる「適材適所のアプローチ」を加速させているとのことです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
PHPに「緊急」レベルの脆弱性2件 修正版を日本時間21日深夜に公開へ、事前準備を呼び掛け
-
2
人に注射を打てる「サイボーグゴキブリ」の群れが、がれき下の被災者を救助? 実験成功率72%
-
3
著名ITサービス相次いで緊急メンテへ コドモン、シャドバ、BASE、さくらのレンタルサーバなど 「PHP」脆弱性に起因か
-
4
「侵入経路塞いだが、バックドアから……」不正アクセス105時間の攻防、分単位で報告 防災メールのアルカディア
-
5
AIに200万円渡してネットショップを1年運営させてみた──Alibabaの研究者らがシミュレーション 資産14倍の例も
-
6
PHP緊急脆弱性「php2shell」パッチ今夜11時公開、その前にできる対策は……GMO系セキュリティ企業が提唱【更新】
-
7
認証局eMudhraの中間証明書、秘密鍵が「数ミリ秒」で復元可能な脆弱性 大手各社が緊急遮断
-
8
au PAY「使えるお店」、個人事業主約46万人分の情報を無断掲載か 個人情報保護法抵触のおそれも
-
9
NECの委託先にサイバー攻撃 正規アカウント悪用し顧客のサーバ暗号化、個人情報の漏えいも
-
10
ソースネクスト、パスワードなぜ平文で流出 「暗号化していたが、鍵にアクセスできるシステムに侵入された」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR