米大統領戦、ネット広告は活用されず
テレビでは連日ブッシュ、ケリー両氏のCMが流れている米大統領戦だが、広告媒体としてのインターネットは事実上無視されているという報告書を非営利団体のPew Internet and American Life Projectが10月3日発表した。
調査はEvaliant Media Resourcesが実施、2000以上の商用Webサイトを毎日モニタして大統領戦関連の広告を分析した。
それによると、今年1月から8月にかけ、大統領戦のテレビCMに費やされた額は3億3000万ドルに上ったのに対し、オンライン広告への出費は100分の1にも満たない266万ドルにとどまった。オンライン広告出費はケリー候補が130万ドルと、ブッシュ大統領の41万9000ドルに比べて3倍あまりとなっている。
両氏とも広告掲載はニュースサイトが中心で、「オールドメディア」のオンライン版が好まれる傾向だという。広告の主目的は資金集めで、25~50ドルの寄付を募るのが一般的。ボランティアを募ったり候補者の主張のみを盛り込んだものはごくわずかで、イベントへの参加を呼びかけるものは見当たらなかった。
オンライン広告を活用すれば、まだどちらに投票するか決めていない新たな層に到達できるのに、積極的に利用されていないのはある意味驚くべきことだと報告書は指摘。「積極的なオンライン広告にはそれだけの価値があるということが、まだあまり深く信じられていない」と報告している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
デンマークの880万人分流出、原因はパスワード「123456」 ハッカー「侵入は難しくなかった」 現地報道
-
2
SBI証券のFXで“誤ロスカット” 再委託先IIJが作業ミス、システムでも検知できず 779口座が対象
-
3
「Google Play」、AI Studioで作った自作アプリを自分の端末で実行可能に AIでゲームを探す機能も
-
4
SpaceX、ウクライナ軍の「Starshield」に移動速度制限 マスク氏「決めるのは米軍と大統領」
-
5
デジハリ大、「Claude」を全学導入へ──国内初、“回数気にせず”使い放題に
-
6
研究者グループ、中国Tencentのクラウド上の“逸脱”AIエージェント群と交信 報告書の隠しテキストで呼び込む
-
7
化粧品販売「アエナ」約81万人分の個人情報流出か 氏名やクレカ下4ケタ・有効期限など
-
8
Google、待望の新AIモデル「Gemini 4 Argon」一般提供を開始 推論の継続力を強化 一部ベンチでトップに
-
9
IDCFクラウド障害、一部でバックアップ取り出し可能に データ流出は「なかった」
-
10
米Getty Imagesが破産申請へ AI画像の台頭で経営悪化、「報道写真」軸に年内の再建目指す
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR