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AT&T、2010年までにブロードバンド回線速度を2倍に:iPhoneのトラフィックにも耐えられる?
現在のUMTSを2010年までにHSDPA 7.2Mbpsに切り替え、2011年にはLTEの導入を開始する。
米AT&Tは5月27日、携帯向け3Gネットワークをアップグレードする計画を発表した。2010年までに、現在使用しているUMTS回線を、下り通信速度がUMTSの2倍である「HSDPA 7.2Mbps」に切り替える。さらに2010年にLTEのトライアルを開始し、2011年には導入を始めるという。
AT&Tは現在米国の約350の都市で3Gネットワークを提供しており、年内にさらに20の都市を追加する見込み。回線のアップグレードに合わせ、同社は年内にHSPA 7.2対応のノートPC向け通信カードやスマートフォンを発売する予定。
AT&Tは2009年のプロジェクトとして、数千の基地局に光ファイバー接続と容量を追加してHSPA 7.2およびLTEへの対応に備えているほか、米国内に約2100の基地局を新たに設置するという。AT&Tはこうしたプロジェクトに170億〜180億ドルを投資する計画だ。
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