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AT&T決算、純利益25%増――iPhoneやNetbookによる無線サービス利用が好調
AT&Tの10〜12月期のiPhoneアクティベート数は310万台だった。同社はiPhoneに加え、iPadへのネットワーク提供も決まっている。
米AT&Tが1月28日に発表した第4四半期(10〜12月期)決算は、売上高は前年同期比1%減の309億ドル、純利益は同25%増の30億ドル(1株当たり51セント)だった。米AppleのiPhoneおよびソニーなどが販売する電子書籍リーダーによる無線サービスが好調だった。純利益はThomson Reutersがまとめたアナリスト予測と一致した。
同四半期中にアクティベートされたiPhoneは310万台で、史上2番目のアクティベート数になった。iPhoneなどのスマートフォンや電子書籍リーダー、Netbookなどの好調に支えられ、無線部門の売上高は9%増の125億8500万ドルだった。同四半期中の無線サービス加入者数は270万人で、解約率は過去最低の1.44%だった。総加入者数は8510万人になった。
通年では売上高は1%減の1230億万ドル、純利益は3%減の125億(1株当たり2ドル12セント)だった。
AT&Tは、iPhoneに加え、米Appleが28日に発表したタブレット型デバイスの「iPad」にも無線サービスを提供する。iPadの3G対応モデルは90日以内に発売の予定だ。
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