KDDIとJ:COM、Android搭載STBの共同開発も 固定・携帯で事業連携へ
ジュピターテレコム(J:COM)、住友商事、KDDIは6月10日、3社による提携関係の構築に向けて詳細な検討を進めると発表した。J:COMのサービスに組み合わせたKDDIの固定・携帯電話・WiMAXサービスの提供やビデオオンデマンド(VOD)サービス・広告での連携などを検討していく。
またAndroidなどを採用した次世代セットトップボックス(STB)をKDDIとJ:COMで共同開発する。IP分野で強いKDDIと、放送(RF)に強いJ:COMが協力して試作機を開発。「将来のサービスの自由度を念頭に、Androidなどのオープンで先端的な技術を採用する」(J:COMの森泉知行社長)という。
KDDIは2月にJ:COMの2位株主になり、筆頭株主の住商との3社で1カ月半にわたって事業上のシナジー実現について協議を進めていた。
提携案では、KDDIが「ケーブルプラス電話」サービスを卸し、J:COMが新電話サービスを提供するほか、J:COMのサービスメニューにau携帯電話サービスを加える。「auまとめトーク」の優遇通話対象にしたり、各サービスの請求を一本化することで料金割引なども行い、ユーザーの利便性を高める。またUQコミュニケーションズのWiMAXサービスをJ:COMのネット接続ユーザーにオプションとして提供する。
またJ:COMとKDDIがそれぞれ展開しているVODサービスについて、コンテンツ調達を一元化して交渉力を高め、コスト削減につなげる。将来のVODシステム統合も検討する。両社の広告営業が連携してJ:COMとauポータルなどを横断したクライアントの獲得を目指すほか、両社が持つ映像コンテンツをそれぞれのメディアに相互配信することも検討していく。
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