スマホアプリも支援に名乗り 値下げ・無料化の動きも
東北地方太平洋沖地震を受け、スマートフォン向けには、安否確認に役立つアプリが公開されたり、被災地で役立ちそうなアプリが値下げされたりしている。
3月11日発生した東北地方太平洋沖地震を受け、スマートフォン向けアプリが続々と被災地の支援に名乗りを上げている。安否確認に役立つアプリが公開されたり、被災地で役立ちそうなアプリが値下げ・無料化される動きもある。
iPhoneアプリ
ソフトバンクモバイルがiPhoneで災害用伝言板サービスを利用できるアプリを配信(関連記事:ソフトバンク、Wi-Fiスポットを無料開放 加入者以外にも)。無料で利用できる。
iPhoneアプリ「家庭の医学」は無料に。病気や怪我に対する応急処置の方法などが掲載されている(関連記事:iPhoneアプリ「家庭の医学」無料に 被災地支援)
全国各地のコミュニティFMを聴けるアプリ「コミュニティFM for iPhone (i-コミュラジ)」は通常価格350円が現在は無料になっている(関連記事:コミュニティFM聴けるアプリ発売 地域制限なし、全国の放送をiPhoneで)。AM・FMラジオを聴ける無料アプリ「radiko」もおすすめ。
iPhoneをシェイクするかフリック操作で簡単にメールが送れるアプリ「Air Mail」は通常価格230円から無料に。よくメールする相手を登録しておく機能も付いている。
駅や路線に関するTwitterのつぶやきを集めて表示するiPhoneアプリ「ツブエキ」が無料になっている(関連記事:駅や路線に関するツイートを調べられるiPhoneアプリ「ツブエキ」が無料に)
地図・ナビゲーションアプリ「MapFan」は定価2300円のところを3月31日まで期間限定で無償配布する。
Androidアプリ
「Androbook」などを開発している村上福之さんは、NTTドコモとKDDI(au)の災害用伝言板を閲覧できるAndroidアプリを公開した。消息情報を確認できるが、登録はできない。ダウンロードはドコモ版がこちら、au版がこちら。
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