iOSが広告インプレッションでシェア拡大――米Millennial Media調査
広告インプレッション数ではAndroid端末がトップだが、前月からの成長率ではiOSがAndroidを上回った。VerizonによるiPhone発売や、iPadの普及が反映しているようだ。
米モバイル広告企業Millennial Mediaが4月14日(現地時間)に発表したモバイル広告関連の統計「Mobile Mix」の3月版によると、インプレッションベースのシェアトップは前月に続いて米GoogleのAndroidだったが、米AppleのiOSがシェアを伸ばした。米Verizonが2月にiPhoneを発売したことや、iPadの普及が反映しているとMillennialはみている。
OS別のインプレッション数(広告が表示される回数)のシェアは、首位のAndroidが48%、2位のiOSが31%、3位のカナダReseach In Motion(RIM)のBlackBerryが18%だった。前月からの成長率では、iOSが29ポイントと、Androidの23ポイントを超えた。また、モバイル端末全体に占める「Connected Devices」のシェアが前月比21ポイント増の17%になった。Millennialは、AppleのiPadや韓国SamsungのGalaxy TabなどのタブレットとiPod touchをConnected Devicesと定義している。
スマートフォンの機種別インプレッションでは、首位は前月と変わらずAppleのiPhoneで、2位はRIMのBlackBerry Curve、3位は台湾のHTCのHTC EVOだった。上位20機種のうち、14機種がAndroid搭載端末だった。
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