Intel決算、減収減益で第4四半期も弱気の予測
米Intelが10月16日(現地時間)に発表した2012年第3四半期(7~9月期)の決算は、世界経済の減速を反映し、売上高が前年同期比5.5%減の134億5700万ドル、純利益は14.3%減の29億7200万ドル(1株当たり58セント)だった。減収になるのは3年ぶりのことだ。営業利益は19.7%減の38億4100万ドル、粗利益率は前年同期比で0.1ポイント下がり、63.3%だった。非GAAPベースの1株当たり純利益は60セントで、Thomson Reutersがまとめたアナリスト予測の50セントを上回った。
売上高は、同社が9月7日に下方修正した予測、132億ドルプラスマイナス3億ドルの範囲内だった。
部門別では、PCクライアントグループの売上高が8.3%減の86億3300万ドル、サーバ向けプロセッサを扱うデータセンターグループの売上高が前年同期比5.7%増の26億5400万ドル、スマートフォンやタブレット、Netbookなどを扱うその他の部門の売上高は14%増の11億7700万ドルだった。第2四半期からその他の部門にスマートフォンおよびタブレット部門が加わっている。McAfeeやWind Riverを含むソフトウェア&サービス部門の売り上げは87%増の5億8800万ドルだった。
第4四半期(10~12月期)の見通しについては、売上高を136億ドルプラスマイナス5億ドル、粗利益率は57%と見込んでいる。アナリストは138億ドルと予測していた。
ポール・オッテリーニ社長兼CEOは「第3四半期の業績は、世界経済の減速の影響を反映している。コンピューティング業界は今、改革の途上にある」とし、第4四半期に多数発売される予定のWindows 8搭載Ultrabookと、Intelベースのタブレットおよびスマートフォンの登場を楽しみにしていると語った。
Intelの主力であるPC市場はタブレットやスマートフォンの台頭で減速している。米調査会社Gartnerによると、第3四半期の世界PC出荷台数は前年同期比8.3%減の8750万台で、8四半期連続の低成長だった。
Intelは9月28日に米MicrosoftのWindows 8搭載タブレットなどへの搭載を想定した新世代プロセッサ「Atom Z2760(コードネーム:Clover Trail)」を発表しており、モバイル市場でのシェア拡大を狙っている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
コミックシーモア、不正アクセスの可能性でサービス停止 メンテ終了時期は未定
-
2
「『楽天カード公式』から詐欺メール」報告相次ぐ ドコモメールに公式マーク付きフィッシング、一部企業の認証設定に脆弱性
-
3
緊急地震速報発表→すぐ取り消し 震度7予測も、実際は震度1 アラートに困惑の声
-
4
研究者グループ、中国Tencentのクラウド上の“逸脱”AIエージェント群と交信 報告書の隠しテキストで呼び込む
-
5
人気Web制作ツール「Studio」全ユーザーの情報漏えいか フォームに送信された内容、外部APIキーなども
-
6
Microsoft、3つの国際的な犯罪ネットサービスを解体へ 日本狙った詐欺がきっかけ
-
7
Tesla、新型「Roadster」発表 SpaceX技術で“飛べる”モデルも 日本でも予約受付中
-
8
「セキュリティソフトも売ってるのに」ソースネクスト会員情報漏えい、パスワード含む最大2252万件 API不正利用される
-
9
気象庁、緊急地震速報の取り消しで「サイバー攻撃」を否定 原因は調査中
-
10
Microsoft、社内エンジニア数万人を対象に「Claude Code」「Copilot CLI」導入の影響を分析 生産性どう変わる
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR