高速無線LAN「11ac」対応製品が登場 各社から最大1.3Gbpsルータ
高速無線LAN規格「IEEE 802.11ac」を利用できるようにする電波法関連規則が近く告示される見通しになったのに合わせ、バッファローとNECアクセステクニカは3月27日、同規格に対応した最大1.3Gbpsの無線LANルータなどを発表した。アイ・オー・データ機器も製品投入を予告している。
11acでは、通信に使用する帯域幅が従来(11n)の40MHz幅から80MHz幅・160MHz幅に、変調信号が従来規格の64QAMから256QAMに拡張され、単位時間当たりの伝送量・信号の情報量が増加。またMIMO方式の拡張により、多重数の増減が従来の4多重から8多重に増え、一度により多くのデータを送受信できるようにする。規格上の最大通信速度は160MHz幅・8多重の場合で6.9Gbpsと、11n(40MHz幅・4多重で0.6Gbps)の11.5倍に達する。
11acは現在策定中でドラフト段階。バッファロー、NECアクセステクニカ、アイ・オー・データ機器とも、新製品はドラフト規格に準拠する。
バッファローは5GHz帯で最大1.3Gbps(80MHz幅・3多重)に対応する無線LAN親機「WZR-1750DHP」と親機・中継器・LAN接続子機のセット「WZR-1750DHP/E」、5GHz帯で最大866Mbps(80MHz幅・2多重)に対応する無線LAN親機「WZR-1166DHP」とUSB2.0子機セット「WZR-1166DHP/U」、親機・中継器・子機のセット「WZR-1166DHP/E」を発売する。価格・出荷予定は近日発表としている。
NECアクセステクニカも最大1.3Gbps対応の「AtermWG1800HP」、最大866Mbps対応の「AtermWG1400HP」を4月初旬に発売する。価格はオープン。「μEBG構造」と呼ぶNEC独自の電磁ノイズ抑制技術により、電磁ノイズを大幅に抑えて高速な無線LAN通信が可能という。また世界最小という「μSRアンテナ」の採用で高速化した上、従来機と同等のコンパクトデザインを実現しているという。
アイ・オー・データ機器は最大1.3Gbpsの親機「WN-AC1600DGR」、最大433Mbpsの親機「WN-AC733GR」などを発売する予定。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「焼肉きんぐ」個人情報約1079万件が漏えい 公式アプリのシステムに不正アクセス ほぼ全会員分に相当
-
2
不正アクセスなぜ急増 原因はAIか、それとも…… 専門家の見解は
-
3
GMO「infoQ」に不正アクセス、最大95万件の会員情報漏えい ポイント287万円分が不正交換される
-
4
大和証券、22万件情報漏えいか 顧客約11万人の口座番号も
-
5
日経社員のGoogle Workspaceに不正ログイン 1646人分の個人情報漏えいか
-
6
大阪公立大、システム障害で1週間近く休講に 出願期間中で入試にも影響
-
7
韓国の銀行6行にサイバー攻撃 計2万5000人超の個人情報流出──AIエージェントを使った可能性も 現地報道
-
8
ホワイトエッセンス、約105万アカウントの個人情報流出 8月発表の不正アクセス調査で判明
-
9
大阪公立大の大規模システム障害、サイバー攻撃が原因か 13万人超の個人情報流出恐れ
-
10
個人向けGeminiのモデル選択が厳格化 無料ユーザーが使えるのは「Flash-Lite」のみに
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR