中吊り広告に電子ペーパー、「奇面組」など漫画が読める 新潟のJR線で実証実験
ジェイアール東日本企画はこのほど、フレキシブルな薄型電子ペーパーを使った中吊り広告の実証実験を、新潟エリアのJR線でスタートした。中吊り広告の中に電子ペーパーを入れ込み、漫画を表示。約30秒ごとに画面を切り替え、漫画を読み進められるようにする。7月4日まで。
同社と大日本印刷が共同で企画開発した電子ペーパー。中吊り広告に217.6(縦)×163.2(横)×0.8(厚さ)ミリ・重さ約50グラム(制御部 は約800グラム)の薄型電子ペーパーを入れ込み、新潟とゆかりのある漫画家の作品などを掲載する。
掲載するのは、「ハイスクール!奇面組 第1巻 全13話」(新沢基栄著・柏崎市出身)、「ところでここどこ 全36話」(古泉智浩著・新潟市出身)といった県内出身作家の人気作、新潟市内の漫画関連施設「マンガの家」「マンガ・アニメ情報館」のリーフレットなど。
JR東日本新潟支社エリア(信越線・白新線・越後線・羽越線)で運行するE127系電車1編成・1カ所のみで掲出。画面は午前7時~10時と午後5時~10時は30秒に1回程度切り替えるが、それ以外の時間帯は1時間に1回程度になる。
実証実験を通じ、ハード面の性能検証を行うほか、乗客へのアンケート調査を通じて広告メディアとしての可能性を検証する。
新潟市は、赤塚不二夫さんや水島新司さん、魔夜峰央さん、高橋留美子さんなど多くの有名マンガ家やアニメクリエーターを輩出。同人誌即売会「ガタケット」などアマチュアによる創作活動や人材育成も盛んという。同市は昨年3月、「マンガ・アニメを活用したまちづくり構想」を策定。今年には「マンガの家」「マンガ・アニメ情報館」を開設し、産学官民の連携で「マンガ・アニメのまち」としての魅力を高めるべく、地域の活性化を図っているという。
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