Samsung、韓国に「イノベーション博物館」開設 Apple IIも展示
Samsung Electronicsが韓国の水原市に大規模なエレクトロニクスがテーマの博物館を開設した。同社製品だけでなく、エジソンのフィラメントランプやソニーのポータブルテレビ、Appleの「Apple II」など歴史的な製品が展示されている。
韓国Samsung Electronicsは4月21日、韓国の水原(スウォン)市にエレクトロニクスとSamsungの歴史と未来を学べる博物館「Samsung Innovation Museum」を開設したと発表した。
水原市はソウルの南40キロにある都市。Samsungのモバイル端末研究所など、IT企業の関連施設も多い。新博物館は約1万平米の5階建てのビルで、1階はSamsungの歴史や同社のスマートホームのコンセプトなどを紹介する専用コーナーだが、2階〜5階はエレクトロニクス全般のイノベーションに関連する製品が展示されており、実験や講義に参加できる教室も用意されている。
例えば3階のディスプレイのコーナには、Samsung製品だけでなく、ソニーが1960年代に発売した世界初のトランジスタポータブルテレビやトリニトロンテレビも展示されている。
スマートフォンコーナーに米AppleのiPhoneが展示されているかどうかは不明だが、The Vergeによると、「Apple II」が「最初のホームコンピュータ」として展示されているという。
この他、エレクトロニクス史上の重要な製品として、1975年にピーテル・ファン・ミュッセンブルが発明したという静電気貯蔵装置「ライデン瓶」やエジソンのフィラメントランプ、GEの1929年製冷蔵庫なども展示されている。
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