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動く「初音ミク」ドール、元AIBO開発者らが制作 9月のイベントで初披露

動くドール「Dollfie ハニー」の初音ミクバージョンが登場。開発は元ソニーで「AIBO」「VAIO」などに携わった技術者などが担当したという。

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 ロボット開発のスピーシーズ(東京都武蔵野市)と玩具商品などの企画を手掛けるボークス(京都市下京区)は9月1日、バーチャルシンガー「初音ミク」の動くドール「Dollfie ハニー <ドルフィーハニー>『初音ミク』Ver.」を開発したと発表した。9月9〜11日に幕張メッセで開催するイベント「マジカルミライ2016」で初披露する。


動くバーチャル・シンガー「初音ミク」

動くバーチャル・シンガー「初音ミク」

 開発したのは、2次元キャラクターを3次元で表現するドール「Dollfie ハニー」の初音ミクバージョン。Dollfie ハニーは身長60センチ、28軸(腰3軸、足4軸×2本、腕7軸×2本、頭部3軸)を持つ動くドールで、皮膚がやわらかな素材でできているのが特徴だ。


動くバーチャル・シンガー「初音ミク」

 小型コンピュータ「Raspberry Pi 3」を搭載し、Linuxが動作。MikuMikuDance(MMD)でオリジナルのモーションを作成することもできる。

 開発は、元ソニーで「VAIO」「AIBO」の設計に携わっていたというスピーシーズの春日知昭社長らが担当。「AIBO開発で培った軸の構成、動き、ソフトウェアといったロボットの基本的な考え方を生かしている」(春日社長)という。

太田智美

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