Google、「Siriショートカット」のようなアクセシビリティ機能「Action Blocks」
Googleが、新しいアクセシビリティ機能「Action Blocks」を発表した。一連の操作を続けて行うのが困難な認知障害のある人のために、操作をショートカットにしてAndroidのホーム画面に置き、これを1タップすればGoogleアシスタントに命令できるようにする。
米Googleは10月2日(現地時間)、新しいアクセシビリティ機能「Action Blocks」を発表した。認知障害を持つ人々にとって複雑なプロセスの動作をショートカットにしてAndroid端末のホーム画面に置き、1タップで起動できるようにするというものだ。米AppleのiOS 12から使えている「Siriショートカット」に似ている。
例えば、配車サービスアプリで車を手配するには、まずスマートフォンを起動し、目的のアプリを探してそれを起動し、自分の居場所を指定する必要がある。健常者にとっては何でもない流れだが、認知障害のある人にとってはこうした連続した一連の操作を続けて行うのは困難だ。
Action Blocksは、こうした一連の操作をあらかじめ記録しておき、分かりやすい画像のアイコンをホーム画面に貼っておくことで、これを1タップすれば操作できるようにする。下のGIF画像は、「寝る前にお話を読む」ショートカットを作成する例だ。
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アイコンをタップすると、「Googleアシスタント」が操作を開始する。特定の相手に電話を掛けたり、好きな番組を見たりと、Googleアシスタントができることであれば、何でもショートカットにできる。
このサービスはまだテスト段階で、テストに参加できるのは米国在住で英語でコミュニケーションできる人のみだ。
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