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PCに“2つのディスプレイ”を載せる理由CeBIT 2009(2/2 ページ)

ASUSは3月3日に、CeBIT 2009の会場でプレスカンファレンスを行い、これから登場するノートPCや、いろいろな意味で注目されているコンセプトPCを紹介した。

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デュアルディスプレイなら、ここまでやろう

 ASUSは、CeBIT開始直前に、インテルと共同して進めている「WEPC.com」プロジェクトに関連するニュースリリースを出しているが、その中で紹介されていた「デュアルディスプレイPC」が、その姿がユニークなこともあって注目を集めている。CeBITのASUSブースでは、そのモックアップが展示されている(らしい。まだこの目で確認していないので)。シン氏は、このWEPC.comで集まったアイデアを紹介しながら、デュアルディスプレイPCのコンセプトも説明している。

 その形から、「DSっぽいよね」という声も多いが、基本的な考えとしては、ノートPCのマンマシンインタフェースを利用目的に合わせて柔軟に変更できることが、基本コンセプトとして考えられている。2つの画面のうち1つを情報表示デバイスとして利用し、もう1つの画面は使い方に最適化された仮想キーパッドを表示させることも可能になる。

WEPC.comで提案されたデュアルディスプレイPCの利用場面。マンマシンインタフェースがキーボードとポインティングデバイスに固定しているノートPCと比べて、デュアルディスプレイPCは、使う目的に合わせて柔軟にその姿を変えられる。使い勝手は格段に向上するだろう
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