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マイクロソフトがWindows 7の製品候補版を提供開始日本での一般公開は5月7日(2/2 ページ)

Windows 7 製品候補版(RC版)のダウンロード提供が開始された。まずはMSDNとTechNetの登録メンバー向けに配布が始まり、日本では5月7日に一般公開となる。

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Netbook向けのWindows 7 Starterはどうなる?

 Windows 7は6つのエディション(上位から、Ultimate、Enterprise、Professional、Home Premium、Home Basic、Starter)が用意され、国内の個人向けPCはHome Premium、企業向けPCはProfessionalが主流となる見込みだ。価格情報などは未定だが、最下位のStarterについては追加情報が明らかになった。

 Netbook向けプリインストールOSとなる予定のWindows 7 Starterは、同時実行できるアプリケーションが最大3つに制限されるが、セキュリティ対策ソフトなどサービスとして動作する一部ソフトはカウントされないものもあるという。Webブラウザやメールソフト、メッセンジャーは原則として1つに数えられるが、アプリケーション単位で1つとするため、マルチインスタンスを備えたアプリケーションはまとめて1カウントとなる。

 同社の中川氏によると、「アプリケーションの設計によって、Windows 7 Starterでのカウント数は変わってくる。Starterでカウントするアプリケーションの条件などの最終的なガイドラインは、製品版のリリース時には公開する」としている。

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 なお、NetbookのプリインストールOSに関して、米Microsoft Windowsプロダクトマネージャーのマイク・ナッシュ氏は「基本的にNetbookにはHome Premium以上のエディションがよいと考えているが、低価格を優先する顧客のためにStarterの選択肢も用意する。Windows Anytime Upgrade機能でキーを購入すれば、10分以内で機能制限が解除されて上位エディションにアップグレードできるので、StarterをプリインストールしたPCでは、これを積極的に利用してほしい」と述べている。

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