「“3.0非対応”は売れなくなった」最新マザー事情:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
主力のマザーボードは「SATA 3.0&USB 3.0対応でないと厳しい」と言われ始めたアキバのPCパーツショップ。かつての人気モデルも例外ではなく、インタフェースカードをオマケに付けるキャンペーンも見られるが……。
MtronのSLC型SSDやWindows XPが再入荷……そのほかの注目アイテム
最後に各店舗で注目を集めていたアイテムを紹介したい。ドスパラ秋葉原本店に再入荷したのは、DSP版のWindows XP(英語版)だ。USB 2.0インタフェースカードとセットで1万円で販売されている。現在Windows XPは入手困難となっているため、英語版でも在庫があれば反響が大きいという。「いまでもXPまでしか対応しないソフトやハードは多いので、探している人は多いです」とのことだ。
また、T-ZONE.PC DIY SHOPに再入荷したMtron製SLC型SSD「MSD-S3525032NA」が注目を集めていた。価格は9800円。MSD-S3525032NAは、SSDが市場に出回り始めた2008年11月に登場したモデルで、32Gバイトの容量ながら2万5000円前後の値がついていた。SATA 2.0対応でリードとライトともに100Mバイト/秒となる。「SLC型のSSDで1万円切りというのは貴重。Mtron製品を探していたという人も多いので、売り切れるのは早そうです」と話していた。
TSUKUMO eX.の電源コーナーでは、Antecの定格1200ワット電源「TPQ-1200-OC」が目立っていた。80PLUS SILVER認証を取得したハイエンド構成の電源で、+12ボルト出力を引き上げる電圧ノブを搭載しているのが特徴だ。同店は「11.6から12.6ボルトまで調整できるので、オーバークロッカーの方にオススメです。高価ですが、“分かっている人”が買っていくというスタイルで好調です」と語る。価格は3万3800円だった。
クレバリー1号店には、スーパータレントのUSB 3.0メモリ「ST3U」シリーズが入荷していた。32Gバイトの「ST3U32EDK」が1万4980円、16Gバイトの「ST3U16EDK」が8980円。同店は「USB 3.0を活用したいと考えている人は多いですが、持ち運びできる機器はまだ少ないです。とくにUSBメモリとなると、今のところはこのシリーズのみになるので、どちらの容量も人気がありますね」と話していた。
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