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GPU頂上決戦は「GeForceが先行」しそう古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

年末年始の目玉として期待されているRadeonとGeForceの次世代ハイエンドGPUだが、それぞれの登場時期に関するウワサがアキバに飛び交っている。どうやら先行はGeForce GTX 580になるようだ。

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インテル純正のAtom D525マザー&ASUS製AMD 880G搭載mini-ITXマザーが登場

 グラフィックスカードと並んで新製品が目立っていたのはmini-ITXマザーだ。インテルからは、新型Atomを搭載した「D525WM」と「D425KT」が登場。D525WMはデュアルコアのAtom D525を搭載したマザーボードで、DDR3 SO-DIMMスロットを2基備える。価格は8000円弱だ。D425KTも同様のメモリスロットを備え、シングルコアのAtom 425をオンボード搭載している。価格は7000円弱。

 初回から低価格で出回ったが、他社を圧倒するほどのヒットを期待する声はなかった。ツートップ秋葉原本店は「Atom D525搭載マザーでいえば、ギガバイトの『GA-D525TUD』が定番モデルとなっています。1万円弱の価格ですが、デスクトップPC向けのDDR3メモリが挿せるので、今後もこちらを買うお客さんのほうが多いと思います。まあ、インテル純正で8000円以下というのもお買い得ではありますが」と語る。

インテル「D525WM」と「D425KT」(写真=左)。Atom D525マザーで定番人気となっているギガバイト「GA-D525TUD」(写真=右)

 一方、高性能タイプでは、ASUSTeKのAMD 880G+SB710マザー「M4A88T-I DELUXE」も複数のショップに入荷した。価格は1万7000円弱だ。M4A88T-I DELUXEは、HDMIとDVI、アナログRGB出力が可能で、2基のDDR3 SO-DIMM用スロットを搭載する。PCI Express x16スロットも1基備え、TDP 95ワット以下のSocket AM3型CPUが乗せられる仕様だ。また、USB 3.0ポートも背面に2基用意している。

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 T-ZONE.PC DIY SHOPは「6コアCPUも乗せられるので、ハイスペック志向の人に人気が出そう。SATA 3.0非対応なのは残念ですが、信頼性の高いASUSTeKマザーということで、安定して売れると期待しています」と評価していた。

 ただし、こちらのタイプも定番人気のモデルが圧倒的な売れ行きをみせている。パソコンショップ・アークは「最強構成のmini-ITXマザーということなら、J&Wテクノロジーの『MINIX 890GX-USB3』がありますからね。こちらはAMD 890GX搭載で、SATA 3.0にも対応しています。価格は1万9000円弱とそれなりに高いですが、M4A88T-I DELUXEがこの牙城を崩すのは至難の業(わざ)かもしれません。ただ、現状でSATA 3.0に対応するドライブは少ないですし、現実的な選択肢としてはアリですよね」と話す。

ASUSTeK「M4A88T-I DELUXE」(写真=左)。高性能タイプのmini-ITXマザーで定番人気となっているJ&Wテクノロジー「MINIX 890GX-USB3」(写真=右)

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