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「この未来はアリじゃないですか?」――“ハリポタ”入り外付けHDDが登場古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

最大容量を更新する3TバイトHDDと、7000円台で売り出される2TバイトHDD。さらに、“コンテンツ入りHDD”という新たなジャンルも登場し、毛色の違う3つの方向性から、にわかにHDDが注目を集めている。

「やっぱ、アキバならガンダムっしょ」――ハリポタ入りHDDに感じる可能性

電気街口の駅前広場からみた風景

 11月19日、秋葉原電気街口駅ビルの工事が完了し、「アトレ秋葉原1」がオープンした。駅前広場も長年続いた工事中の景色がなくなり、ようやく本来の“新しいアキバ”の姿になったといえる。一方で、電気街のPCパーツショップでは、先々週から引き続いてHDDに話題の新製品が登場していた。

 先々週はウエスタンデジタルから初の3TバイトHDD「WD Caviar Green WD30EZRS」が登場したが、それから1週間も間を開けずに日立GSTからも3Tバイトの「Deskstar 7K3000 HDS723030ALA640」が売り出された。価格は2万1000円前後から2万5000円のあいだ。こちらはプラッター6枚の構成で、回転数は7200rpmとなっている。“2.19Tバイトの壁”を超えるためにセクタサイズは512Kバイトとなっているが、他社で採用されているWindows Vistaと7向けのセクタ拡張技術「Advanced Format Technology」ではなく、そのままWindows XPで使える同社独自の技術を用いているのが特徴だ(ただし、当然ながらXP上では2.19Tバイトまでしか認識しない)。そのほか、SATA 3.0に対応しているのも見逃せない。

 HDS723030ALA640は、WD30EZRSとともに好調に売れている様子。ツートップ秋葉原本店は「入荷数が少ないこともあって、すぐに売り切れそうな勢いはあります。やはり新しい領域を試してみたいという人が買っていくんですかね。2TバイトHDDが8000円を切っているので、普通ならそちらを選ぶでしょうし、小型PCで大容量化を目指すにも、3TバイトHDDでブートに対応しているmini-ITXマザーはまだないんじゃないかと思いますし……」と話していた。

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 コメントの通り、HDD全体の売れ行きでみると、どこのショップでも圧倒的に2TバイトHDDが抜けている。しかし、その人気を手放しに喜ぶ声は皆無だ。某ショップは「HDDは値下がりが激しいので、大量にストックしすぎると赤を切らざるを得なくなります。最近は週末キャンペーンの目玉にされることも多いので、8000円で底値と思っていた2TバイトHDDも7000円台勝負になる有様。ウチらもそうですけど、メーカーさんも泣きたいでしょうね」と話す。

 ただし、光明もある。先週、バッファローの外付けHDD「HD-PCT500U2/HPX6」と「HD-LB1.0TU2/HPX6」が複数のショップに入荷した。価格はどちらも1万2800円で、HD-PCT500U2/HPX6はポータブルタイプの500Gバイト、HD-LB1.0TU2/HPX6は据え置きタイプの1Tバイトとなる。2モデルとも、過去に上映された『ハリー・ホッター』シリーズ6作のSD映像を収録しているのが特徴だ。PCに接続してインターネット経由でライセンス認証を済ますことで、視聴が可能になる。

 TSUKUMO eX.は「動画は全部で50Gバイト以下なので、残りは普通のHDDとして使えます。当然ハリポタに興味がある人にしか売れないですけど、外付けHDDの付加価値として映画ソフトを収録するというのは、すごくいいアイデアだと思います。アキバだったらガンダム全シリーズの収録モデルが出たら、高くても絶対ヒットすると思いますよ。内蔵HDDを含めてこういう取り組みが広がってくれるとうれしいですね」と可能性を感じているようだった。

日立GST「Deskstar 7K3000 HDS723030ALA640」(写真=左)。低価格化が進む2TバイトHDD(写真=中央)。バッファロー「HD-PCT500U2/HPX6」と「HD-LB1.0TU2/HPX6」(写真=右)
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