AMD Fusion APU搭載の11.6型モバイルノート――「VAIO Y(YB)」:2011年PC春モデル
ソニーはVAIOの2011年春モデルに、11.6型ワイド液晶とAMD Fusion APU搭載のモバイルノート「VAIO Y(YB)」を追加した。1月29日に発売する予定だ。
- VAIO 2011年春モデル全体の概要はこちら→ソニーが「VAIO」春モデルを発表――売れ筋モデルに注力、AMD Fusion APU搭載機も
11.6型“シンプルモバイル”にAMDモデルが登場
ソニーは1月29日、1366×768ドット表示の11.6型ワイド液晶搭載モバイルノートPC「VAIO Y(YB)」を発売する。店頭販売向けの標準仕様モデルとしてシルバーの「VPCYB19KJ/S」、ピンクの「VPCYB19KJ/P」、グリーンの「VPCYB19KJ/G」を用意。価格はオープンで、実売価格は10万円前後の見込みだ。仕様をカスタマイズして注文できる直販のVAIOオーナーメードモデルは用意しない。
VAIO YシリーズはNetbookの上位に位置する、エントリークラスのモバイルノートPC。新モデルのVAIO Y(YB)は、2010年秋冬モデルで投入された11.6型ワイド液晶(1366×768ドット表示)/Core i3-380UM(1.33GHz)搭載の「VAIO Y(YA)」と共通のボディデザインを採用しつつ、AMDの新世代プラットフォーム(開発コード名:Brazos)を取り入れてコストパフォーマンスに注力した。
基本スペックは、CPUとGPUを同じダイに統合したAMDのFusion APU(Accelerated Processing Unit)であるE-350(1.6GHz)+Radeon HD 6310を装備。チップセットはAMD A50M Fusion、メモリはPC3-8500で容量2Gバイト(2Gバイト×1)、HDDは320Gバイト(5400rpm)だ。光学ドライブは内蔵しない。
通信機能はIEEE802.11b/g/nの無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、1000BASE-Tの有線LANを搭載。3基のUSB 2.0、アナログRGB出力、HDMI出力、ヘッドフォン出力、マイク入力、メモリースティックPROディオスロット、SDHC対応SDメモリーカードスロット、内蔵ステレオスピーカー、内蔵モノラルマイク、有効画素数31万画素のWebカメラを備える。プリインストールOSは32ビット版のWindows 7 Home Premium、オフィススイートはOffice Home and Business 2010だ。
バッテリー駆動時間は標準で約6時間、別売のSバッテリー装着時で約7.5時間、別売のLバッテリー装着時で約11時間。本体サイズは290(幅)×202.8(奥行き)×25~31.5(高さ)ミリ、重量は約1.46キロだ。
- VAIO Y(YB)のレビュー記事はこちら→従来モデルと徹底比較:「VAIO Y(YB)」の真価を問う――“AMD Fusion APU”搭載モバイルノート
VAIO Y(YB)店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
VAIO Y (YB) | VPCYB19KJ/S・P・G (3色) | 1スピンドル | 追加モデル、新アーキテクチャ | E-350(1.6GHz) | 2048MB(DDR3) | 320GB | 32ビット版7 Home Premium | 10万円前後 |
VAIO Y(YB)店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
VAIO Y (YB) | VPCYB19KJ/S・P・G (3色) | 11.6型ワイド | 1366×768 | AMD A50M | - | Radeon HD 6310 (CPU統合) | Office Home and Business 2010 | 約1.46キロ |
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