新CPU+新“柄バリ”、ハイエンドモバイルノートがマイナーチェンジ──「VAIO Z」:2010年PC秋冬モデル
高解像度の13.1型ワイド+SSD+重量1.37キロのハイパフォーマンスモバイルPC「VAIO Z」は、前モデルと基本仕様はほぼ同じく、マイナーチェンジ版として展開する。
- VAIO 2010年秋冬モデル全体の概要はこちら→2010年PC秋冬モデル:ソニー、「VAIO」秋冬モデルを発表――カラバリ拡充、USB 3.0搭載
プラットフォームやデザインは前モデルより継承、店頭モデルはCPUを強化
ソニーの高級モバイルノートPC「VAIO Z」は、2010年春モデル(VPCZ11*)、同夏モデル(VPCZ12*)より基本仕様を継承しつつ、店頭モデルはCPUを刷新、ソニースタイル直販のVAIOオーナーメードモデルは新色、新柄のバリエーションが加わった。
発売は2010年10月9日。価格はオープン(店頭モデル)、想定実売価格は24万円前後と予想される。
店頭モデルVPCZ139FJ/Sの主な仕様は、Intel HM57 Expressチップセット+Core i5-560M(2.66GHz/最大3.2GHz)、1600×900ドット表示に対応する13.1型ワイドの液晶ディスプレイ、GeForce GT 330M/CPU統合グラフィックスを切り替えられるダイナミック・ハイブリッドグラフィックス、4Gバイト(2Gバイト×2)のDDR3メモリ、128Gバイト(64Gバイト×2)のデュアルSSD、DVDスーパーマルチドライブ、IEEE802.11a/b/g/n+モバイルWiMAXのコンボモジュール、HDMI出力、FeliCaポート、メモリカードリーダー(PRO対応メモリースティック、SDHC・SDXC対応SDメモリーカード)など。64ビット版Windows 7 Home Premium、Office Home and Business 2010をバンドルし、最大約7.5時間動作の標準バッテリーを実装する。重量は約1.37キロとなる。
2010年夏モデルからの主な変更点は、店頭モデルでCPUをCore i5-520M(2.4GHz/最大2.93GHz)からCore i5-560M(2.66GHz/最大3.2GHz)に強化。VAIOオーナーメードモデルは、フルHD(1920×1080ドット)表示対応の13.1型ワイド液晶ディスプレイ、Core i7-640M(2.8GHz/最大3.46GHz)、最大8Gバイトのメインメモリ、512GバイトのクアッドSSD+Blu-ray Discドライブ、モバイルWiMAX+ワイヤレスWAN(FOMA HIGH-SPEED)の同時搭載、カナなし/英字配列/バックライト付きキーボード選択、Windows 7 Ultimate+Adobe CS5バンドル仕様などの豊富なカスタマイズメニューをそのままに、新色「ボルドー」、新柄「インフィニートストライプス」「インフィニートオクタゴン」の選択肢が加わった。カスタマイズメニューの詳細はソニースタイルから。
VAIO Z店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
VAIO Z | VPCZ139FJ/S | 1スピンドル | CPU強化 | Core i5-560M (2.66GHz/ 最大3.2GHz) | 4096MB(DDR3) | SSD 128GB (64GB×2) | 64ビット版 7 Home Premium | 24万円前後 |
VAIO Z店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
VAIO Z | VPCZ139FJ/S | 13.1型ワイド | 1600×900 | Intel HM57 | 2層対応DVDスーパーマルチ | GeForce GT 330M/ CPU統合 | Office Home and Business 2010 | 約1.37キロ |
「VAIO Z」レビュー一覧
- VAIO Z ロードテスト:第1回 ポチッとな──を誘う、「VAIO Z」魅惑のオプション価格
- VAIO Z ロードテスト:第2回 やっぱ小さかった、VAIO Zの「アレ」
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- 向かうところ敵なし!?:“豪華すぎる”モバイルノート「VAIO Z」を徹底検証する
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