Windows 8に最適化したタブレット/ノートのハイブリッドPC――「VAIO Duo 11」:2012年PC秋冬モデル(2/2 ページ)
「VAIO Duo 11」はタブレットモードとキーボードモードを切り替えて利用できるハイブリッド型のモバイルノートPC。IPS方式の11.6型フルHD液晶を採用し、指でのマルチタッチ操作に加えて、デジタイザペンでの手書き入力も行える。
基本仕様が選べる直販モデル、拡張バッテリーなどアクセサリも充実
ソニーストア直販のVAIOオーナーメードモデルであるSVD1121AJは、基本スペックやOSのカスタマイズ、メッセージ刻印サービス(液晶左側面に刻印)に対応する。
店頭モデルのスペックに加えて、CPUはCore i7-3667U(2.0GHz/最大3.2GHz)/Core i7-3517U(1.9GHz/最大3.0GHz)/Core i3-3217U(1.8GHz)、メモリは8Gバイト(オンボード4Gバイト+4Gバイト)/6Gバイト(オンボード2Gバイト+4Gバイト)/2Gバイト(オンボード2Gバイト+空きスロット×1)、SSDは256Gバイト/64Gバイトから選択可能だ。プリインストールOSは、64ビット版のWindows 8 Proも搭載できる。
キーボードは日本語配列カナなり、日本語配列カナなし、英字配列の3種類から選択できるほか、バックライト非搭載の選択肢も用意。そのほか、WiMAX、TPMセキュリティチップ、ノイズキャンセリングヘッドフォン、GPS、リアカメラの有無も選べる。
なお、VAIO Duo 11用の純正アクセサリも本体と同時に発売される予定だ。ラインアップは、底面に装着する拡張バッテリーのシートバッテリー「VGP-BPSC31」(1万5000円前後)、キャリングケース「VGP-CK1」(4000円前後)、液晶保護シート「VGP-FLS10」(2000円前後)、デジタイザスタイラス「VGP-STD1/B」(5000円前後)、ACアダプタ「VGP-AC10V7」(9000円前後)となっている(価格はいずれも実売予想価格)。拡張バッテリー装着時のバッテリー駆動時間は約14時間だ。
・→「VAIO Duo 11」徹底検証(前編)――“スライダーハイブリッドPC”は新時代を告げる
・→「VAIO Duo 11」徹底検証(中編)――11.6型フルHDのIPS液晶と筆圧検知ペンを味わう
・→「VAIO Duo 11」徹底検証(後編)――変形ボディに秘められた真の実力とは?
- VAIO 2012年秋冬モデルまとめはこちら→新シリーズの“Duo 11”と“Tap 20”でWindows 8を推進――ソニー「VAIO」秋冬モデル
関連記事
Windows 8×タブレット×Ultrabook×デジタイザペン:「VAIO Duo 11」徹底検証(前編)――“スライダーハイブリッドPC”は新時代を告げる
操作画面が大きく変わるWindows 8。その登場に合わせて、VAIOのフラッグシップノートPCも大きくカタチを変えてきた。ついに国内でも正式発表された「VAIO Duo 11」に秘められた未知の可能性に迫る。2012年PC秋冬モデル:新シリーズの“Duo 11”と“Tap 20”でWindows 8を推進――ソニー「VAIO」秋冬モデル
ソニーは「VAIO」の2012年秋冬モデルを10月26日より順次発売する。全モデルにWindows 8を搭載し、新たなPCの利用スタイルを提案する新シリーズの「VAIO Duo 11」と「VAIO Duo 20」がラインアップに加わった。2012年PC秋冬モデル:“テーブルトップ”PC登場、家族で楽しむ新基軸スタイル──「VAIO Tap 20」
新シリーズの20型液晶一体型デスクトップ「VAIO Tap 20」は、180度に寝かせてタッチ操作できる“テーブルトップスタイル”を採用。立てる/寝かせる/タッチ操作用を自在に調整できる独自のスタンド機構を備える。光学ドライブ付きの14型モデルやタッチパネル液晶モデルも登場――「VAIO T」
ソニーのUltrabook「VAIO T」シリーズは、光学ドライブ付きの14型モデルが新たに追加されたほか、静電容量式のタッチパネル液晶を搭載したモデルも登場した。新色“レッド”が映えるオールインワンモバイル――「VAIO S」
光学ドライブ搭載の薄型軽量モバイルノートPC「VAIO S」は、店頭モデルのラインアップを集約しつつ、CPUやHDDを強化。直販モデルは新色を追加した。Windows 8+タッチパネル搭載機を追加した主力ノート――「VAIO E」
OSがWindows 8となった2012年秋冬モデルの「VAIO E」は、CPUやHDDといった基本性能を強化したほか、ディスプレイのタッチ操作に対応するモデルが追加された。タッチ対応モデルが増えた“BRAVIA”な液晶一体型PC───「VAIO L」
ソニーは、10月1日に液晶一体型PC「VAIO L」の新製品を発表した。すべてのモデルでWindows 8を導入し、ミドルレンジモデルでもタッチパネルを搭載した。Windows 8、11.6型フルHD液晶、デジタイザペンも:ソニー、スライド式キーボード搭載のHybrid Ultrabook「VAIO Duo 11」を欧州で発表
ソニーはドイツで開催中の「IFA 2012」にて、スライド式キーボードが備わった11.6型Ultrabook「VAIO Duo 11」を発表した。バッテリーも内蔵:ソニー、寝かせてタッチ操作できる液晶一体型PC「VAIO Tap 20」を欧州で発表
ソニーはドイツで開催中の「IFA 2012」にて、画面を寝かせてマルチタッチ操作が行える20型の液晶一体型PC「VAIO Tap 20」を発表した。2012年PC夏モデル:初のUltrabook、15周年記念ノート、BRAVIAテレパソも――ソニー「VAIO」夏モデル
ソニーは「VAIO」の2012年夏モデルを6月9日より順次発売する。Ivy Bridgeこと第3世代Coreの採用とともに、同社初のUltrabook、ハイエンドモバイルノートPCの15周年記念モデル、BRAVIAの高画質回路を搭載した液晶一体型など、ラインアップを大幅に強化した。完全分解×開発秘話:ソニー初のUltrabookはなぜこうなった?――新生「VAIO T」を丸裸にする
シルバーに輝くアルミ天板と剛性感あるフルフラットボディを備えた新生「VAIO T」。ソニー初のUltrabookはどのように生まれたのか、開発者に話を伺いつつ、分解して内部構造を明らかにする。Zとは違う最強がココに:BRAVIAを吸収してテレパソの完全体となったか?――「VAIO L」を今こそ見直す
VAIOノートからテレビチューナー搭載機が姿を消した今、PCならではの高度なテレビ機能を存分に味わいたいならば、この「VAIO L」が筆頭候補に挙げられる。メモリ増設+SSD化で再レビュー:「VAIO Sシリーズ15」を自己責任でパワーアップしてみた
コンサバな仕様のVAIO店頭モデルだが、意外に内部パーツを拡張しやすい構造のモデルも少なくない。今回は「VAIO Sシリーズ15」のメモリを増設し、HDDをSSDに換装した場合にどれくらい性能がアップするのかを確かめた。大画面のフルHD/IPS液晶で薄くて軽い:ソニーが放つ“もう1つの”最上位モバイルノート――「VAIO Sシリーズ15」徹底検証
多数のモバイルノートPCを擁するソニー。そのハイエンドに位置するのは、13.1型の「VAIO Z」だが、この「VAIO Sシリーズ15」は“もう1つの”ハイエンドといえる実力を秘めた大画面・高解像度モデルだ。16.65ミリ厚に“4コア”Ivy Bridgeを内蔵:クアッドコア×グロッシーカーボンでUltrabookを圧倒せよ――「VAIO Z 15周年記念モデル」徹底検証
Ultrabookもいいけど、もっと高性能で上質なモバイルノートPCが欲しいと考えているなら、「VAIO Z」の2012年夏モデルは実に魅力的だ。特にこの15周年記念モデルは、物欲を大いに刺激してくれる。店頭/直販モデルを4台まとめて集中テスト:ソニー初のUltrabookはやっぱり気になる――「VAIO T」特大レビュー(後編)
Ultrabookに生まれ変わった「VAIO T」は、期待通りの実力を発揮してくれるのか? レビュー後編では仕様が異なる4台のVAIO Tを集め、パフォーマンス、スタミナ、騒音、発熱を検証する。11.6型/13.3型を徹底比較:ソニー初のUltrabookはやっぱり気になる――「VAIO T」特大レビュー(前編)
かつて小型軽量モバイルノートPCの名機として支持された「VAIO T」が、Ivy Bridge搭載のUltrabookとして復活した。まったくの別物となったVAIO Tをどう解釈すべきか。4台の新生“T”でその実力を確かめる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.