「Surface 3」のWi-Fiモデル、個人向けに10月9日発売:7万1800円から
これまで法人向けのみ展開していた「Surface 3」のWi-Fiモデルだったが、個人向けにも販売が始まる。
日本マイクロソフトは10月8日、10.8型Windowsタブレット「Surface 3」のWi-Fiモデルを個人向けに発売すると発表した。発売日は2015年10月9日だ。Microsoftストアの参考価格は、2Gバイトメモリ+64Gバイトストレージのモデルが7万1800円(税別)、4Gバイトメモリ+128Gバイトストレージのモデルが8万1800円(税別)。
これまでSurface 3のWi-Fiモデルは法人向けのみ展開しており、個人向けにはY!mobileが4G LTEモデルのみ販売していた。2015年6月に発売されたLTEモデルはWindows 8.1 Update搭載機だったが、このWi-Fiモデルは新たにWindows 10をプリインストールしている。
これにより、Windows 10の新機能である「Continuum」が新たに利用可能だ。タイプカバー装着時には、キーボードとタッチパッド操作に最適な「デスクトップモード」に、タイプカバーを取り外せば、画面へのタッチ操作に最適な「タブレットモード」にユーザーインタフェースが切り替わり、アプリなどの表示も最適化される。
また、Windows 10の新ブラウザ「Microsoft Edge」はページに手書きメモを追加できる機能があるが、Surface 3はSurfaceペンで書き込める。
オフィススイートは、日本独自のOffice Premium プラス Office 365 サービスを採用。デバイスを利用している間は永続的に最新版のOfficeにアップデートして使い続けられる。1年間のOneDrive 1Tバイト利用権も付属する。
Surface 3は、省電力のAtom x7-Z8700(1.6GHz/最大2.4GHz、クアッドコア)プロセッサと、1920×1280ピクセル表示の10.8型3:2液晶ディスプレイを搭載したWindowsタブレット。通信機能の除く主なスペックは、LTEモデルと同様だ。本体厚は8.7ミリと同様だが、重量は約622グラムで、LTEモデルより約19グラム軽い。
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