前モデルから30%の薄型軽量化を実現したシリーズ初のデタッチャブルモデル「TOUGHPAD CF-20」:2in1の波が頑丈PCにも(2/2 ページ)
パナソニックの頑丈PC「TOUGHBOOK(タフブック)」に、3in1をうたう新モデルが登場。ボディが薄く&軽くなっても堅牢性を確保できる理由とは?
安心してください、ちゃんと動きますよ
タブレット本体やキーボードには豊富なインタフェースを内蔵する。各端子はカバーで覆うことによってIP65の防塵防滴性能を確保している。タブレットの着脱機構は「水でぬれていない状態が望ましい」としながらも、担当者は「現場ではそんなこと言っていられないですからね」と着脱機構に水をかけるデモを実施してくれた。着脱機構には防塵防滴コネクタを採用することで水が掛かっても問題はなく、機構にたまった水は水抜き穴から抜けていくことを確認できた。
主な仕様は、プロセッサが2コア/4スレッドのIntel Core m5-6Y57(1.1GHz/最大2.8GHz、3次キャッシュ4Mバイト)、メモリが4Gバイト、ストレージが128GバイトSSDという構成。
ディスプレイは10点認識可能な静電容量式マルチタッチパネルの10.1型で、解像度はWUXGA(1920×1200ピクセル)。操作モードを切り替えることで手袋をはめていたり、画面に水滴が付いていたりする状態でも操作が可能。付属のスタイラスペンも使用できる。
また、バックライトの明るさを2~800カンデラ/平方メートルの間で調整可能で、暗さが求められる場面や、日差しの強い屋外といったさまざまな環境に対応できるという。バッテリー駆動時間は約8時間(キーボードにオプションバッテリーを装着した場合は約16時間)。
インタフェースは、タブレット部分にUSB 3.0、HDMI出力、Micro SDカード、有線LAN、ヘッドフォン/マイク兼用端子、キーボード部分にUSB 3.0×2、USB 2.0×1、有線LAN、SDメモリーカード、シリアルコネクタ、HDMI出力、アナログRGBを備える。ワイヤレス機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANと、Bluetooth 4.1(Windows 7モデルは4.0)のほか、ドコモのLTEネットワークに接続できるワイヤレスWAM機能を持つモデルも用意する。
本体サイズは約272(幅)×233(奥行き)×33.5(最厚部の高さ)ミリ(タブレット単体の高さは16.4ミリ)、重量は約1.76キロ(タブレット単体で約0.95キロ)。OSは64ビット版Windows 10 Proと64ビット版Windows 7 Professionalを選択できる。
また、法人ごとに異なる仕様としてスマートカードリーダーやホットスワップバッテリー、デジタイザ、バックライトキーボードなどの搭載にも対応する。
関連キーワード
着脱式 | タブレット | パナソニック | ワイヤレスWAN内蔵PC | TOUGHBOOK
関連記事
パナソニック、4K対応高精細タブレット「TOUGHPAD 4K」にFire Pro搭載モデルなど4機種を追加
パナソニックは、同社製法人向けタブレットPC「TOUGHPAD 4K」シリーズにFire Pro搭載モデルなど4機種を追加した。パナソニック、“防爆エリア”での利用も可能な5型タブレット「TOUGHPAD」4機種を発売
パナソニック システムネットワークスは、ガス爆発リスクのある「防爆エリア」での利用を想定した防爆仕様の5型タブレット「TOUGHPAD」4機種の販売を開始する。パナソニック、法人向けの頑健7型Androidタブレット「TOUGHPAD FZ-B2」
パナソニックは、同社製の高耐久タブレット“TOUGHPAD”シリーズに7型モデル「TOUGHPAD FZ-B2」を追加した。パナソニック、LTE/3G通話にも対応した法人向け堅牢5型タブレット「TOUGHPAD FZ-E1/X1」
パナソニック システムネットワークスは、シリーズ初となるLTE/3G通話対応となる5型HD液晶内蔵のタブレット端末を発表。AndroidモデルとWindows Embeddedモデルの2タイプをラインアップした。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.