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「夜は早くなった」――3度目の緊急事態宣言を迎えた自作街:古田雄介の週末アキバ速報(2/2 ページ)
大型連休期間に突入した日中のアキバを歩き、PCパーツショップの空気感を探った。グラフィックスカードは相変わらず枯渇しているが、大容量HDD購入の波は収まった様子だ。
波は去ったが次は大容量SSDか!?――HDDマイニングの今
4月半ば、突発的にHDDマイニングブームが起こって10TB超のHDDが枯渇気味になったと先週報じた。その波は突発的だったようで、今週まで継続しているという話はどこのショップでも聞かなかった。あるショップは「もともとマイニングとしてもニッチな部類ですし、一部の転売ヤーが先行投資気味に買いあさった感がありましたからね」という。
「そろそろ、購入制限を解除しようかと思っています」(パソコンSHOPアーク)との声も複数聞かれ、ドスパラ秋葉原本店のように30日時点で購入条件を緩く修正したショップもあった。
ただし、完全に潮が引いたと判断するのもまた早計だ。某ショップは「一部で大容量のM.2 NVMe SSDが異様な買われ方をしていると聞きますね。M.2 SSDソケットの多いマザーも急に売れるようになっていて、代理店が警戒しています」と教えてくれた。
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今のところ大容量SSD回りで極端な動きは目立っていないが、他のジャンルも含めて一定の警戒を続けるショップは多い。
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