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» 2014年07月08日 10時00分 公開

これはマルチディスプレイ革命だ!――“超狭額”エンタメ液晶「FORIS FS2434」×3台の極楽環境にどっぷりハマるフレームレス“5760×1080ピクセル”の快適さ(4/4 ページ)

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FORIS FS2434×3台のマルチディスプレイ環境を整える

 3画面のマルチディスプレイ環境は、機材をそろえてセットアップするまでが大変に思うかもしれないが、ディスプレイやPC本体の低価格化、グラフィックスカードの高性能化などを背景に、数年前より確実にハードルは下がっている。

 必要なのは液晶ディスプレイのFORIS FS2434が3台と、3系統の映像出力が可能なデスクトップPCおよびグラフィックスカードだ。デスクトップPCにオンボードの映像出力端子が備わっていれば、それにNVIDIAやAMDのGPUを搭載したグラフィックスカードを増設することで、容易に3画面出力環境が構築できる。

 ただし、FORIS FS2434は映像入力がHDMI×2とDVI-Dの3系統で、D-Subのアナログ入力は持っていないため、アナログRGBを含めた3系統出力のPCではFORIS FS2434の3画面表示ができない点は注意したい。

 3画面でのWebブラウズをはじめ、動画や写真の閲覧および個人ユースでの編集作業ではエントリークラスのグラフィックスカードでも十分な性能だ。ただし、本稿で紹介したバトルフィールド 4など、高い描画性能が求められるゲームタイトルを高精細なグラフィックスで楽しむには、ハイスペックなグラフィックスカードを用意する必要がある。

接続した3台のFORIS FS2434を後ろから見た様子。ブラックを基調にレッドをアクセントとしたデザインで、右上の大きなEIZOロゴが目立つ。上部にハンドルが用意されているので持ちやすい。スタンドの台座にはケーブルを束ねる赤いフックも用意されている。真ん中のプライマリディスプレイのみ、コントロールおよびUSB 3.0ハブ用のUSBケーブル、音声用のオーディオケーブルも接続した。今回は映像入力を3台ともDVI-Dで統一している
FORIS FS2434は、映像入力として2系統のHDMIとHDCP対応DVI-Dの計3系統を用意(写真=左)。電源は内蔵しており、非使用時に消費電力をゼロにする主電源スイッチもある。左側面の奥側にUSB 3.0のハブ(アップ×1、ダウン×2)、ライン入力、ライン出力を搭載するほか、フレームの下部にヘッドフォン出力も搭載する(写真=右)
今回はサイコムのゲーミングPC「G-Master SLI-Z97」を使って、FORIS FS2434の3台に映像出力した。CPUはCore i7-4790(3.6GHz/最大4.0GHz)を搭載し、GeForce GTX 770(4Gバイト)内蔵グラフィックスカード2枚によるSLI構成も備えたパワフルな構成だ。1枚目のカードで2台のFORIS FS2434とDVI-D接続、2枚目のカードで1台のFORIS FS2434とDVI-D接続している。3Dゲーム用途でなければ、より低いスペックのPCでも十分対応できるだろう

 FORIS FS2434を3台並べて設置するコツとしては、視界を覆うように、左右のディスプレイを少しだけ内側に向けて置くことだ。フレームとフレームを密着させる場合、画面はチルトさせず垂直に保つ必要があるため、画面の角度は固定されるが、FORIS FS2434はスタンドの昇降機構があるので、好みの高さにピタリと止められる。斜めから見ても色味が変化しにくい広視野角のIPS液晶パネル、映り込みを抑えたノングレア仕様も、マルチディスプレイ環境では使いやすい。

このように左右のディスプレイを少しだけ内側に向けて設置すると、ユーザーと3画面の距離がほぼ等間隔になり見やすい。このように3台のフレームを密着させた状態では画面のチルト角度が調整できないが、FORIS FS2434は高さを柔軟に変えられるので、少し画面を見下ろす自然な位置にセットできる

 また、初めて3台のディスプレイをPCにつないで起動した際には、設置したディスプレイの位置関係と、Windowsにおけるディスプレイの位置関係が一致していない点に注意が必要だ。マウスポインターやウィンドウを画面端まで移動させると、隣接していない画面の端から現れるなど、このままでは使い物にならないため、「画面の解像度」設定で画面の位置関係を正しく設定すればよい。

 また、ゲームなどで3画面を1つの大きなデスクトップとして扱いたい場合、グラフィックスドライバのコントロールパネルで設定が必要だ(NVIDIAの「3D Surround」機能、AMDの「AMD Eyefinity」機能など)。この設定をしないと、3Dゲームが1画面にしか表示されないので気を付けたい。逆に、1画面だけにゲーム映像を表示し、別の画面に攻略サイトなどの情報を表示する場合、この設定は不要だ。

初回起動時は、実物とWindows上で画面の位置関係が合っていないため、画面をまたいでウィンドウを移動しようとすると、予想外の場所に表示されてしまう。Windowsの画面上では左から1、2、3と並んでいるが、実物は2、1、3の配置だ
「画面の解像度」設定でディスプレイアイコンを並び替えれば、実物とWindows上で画面の位置関係をそろえられる
NVIDIAの「3D Surround」機能により、3画面を大きな1つのデスクトップに設定した。3画面全体に壁紙が大きく表示されているのが分かる。この設定をすることで、3Dゲームを3画面いっぱいに表示してプレイ可能だ(ゲームタイトル側の対応も必要)

 なお、こうしたマルチディスプレイ環境における機材の選び方やセットアップの方法は、こちらの記事(6画面“5760×2160”ディスプレイで圧倒的戦力を手に入れる)で詳しく解説しているので参照していただきたい。

新たなマルチディスプレイ体験の扉を開けたFORIS FS2434

 「FORIS」というブランド名は、ラテン語で「扉」を意味する。確かにFORISは、これまでの液晶ディスプレイにはなかったインテリジェントな超解像技術や暗部の視認性向上技術を積極的に開発・搭載することで、新しいユーザー体験の扉を開け、アドバンテージを発揮してきた。

 そして最新モデルのFORIS FS2434は見違えるようなフレームレスデザインにより、「エンターテインメント志向の超狭額マルチディスプレイ」という新体験の扉を開けたといえる。

 いまや1万円あれば安価なフルHD液晶ディスプレイが買えてしまう時代だ。すでに2画面や3画面のマルチディスプレイ環境を整えている方も少なくないだろう。しかし、いま一度そのマルチディスプレイ環境を見直してみていただきたい。画面と画面の間に存在する太いフレームが邪魔になっていないだろうか、あるいは異なる液晶ディスプレイ製品を組み合わせたことで、画面サイズや解像度、表示の色味、コントラストなどがちぐはぐになっていないだろうか。

 FORIS FS2434の3画面によるマルチディスプレイ環境は、これまでのマルチディスプレイが抱えていた問題を解決し、画面と画面の間にあるフレームをほとんど意識させなくすることで、横に長い5760×1080ピクセルのディスプレイ1枚に近い感覚で扱える。しかも、3枚のディスプレイを緩やかに囲むように配置することで、ユーザーの目からほぼ等距離で3画面を配置でき、自然な見え方やコンテンツ表示の包囲感という点おいては、単に超横長のディスプレイより優位といえる。

 既存のマルチディスプレイ環境に満足できない方はもちろん、フレームレスデザインの3画面でさまざまなコンテンツを最大限に楽しみたいという方は、FORIS FS2434の3画面によるマルチディスプレイ環境を検討してみてはいかがだろうか。そこには、投資に見合う驚きの体験が待っているはずだ。


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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2014年7月21日

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