ニュース
ウィルコム、ドコモの3G網を使ったMVNOサービスをIIJに承継
ウィルコムは、ドコモの3G網を使ったデータ通信事業を2012年4月にIIJへ承継する。サポートは引き続きウィルコムが行うため、サービス内容などの変更はない。
ウィルコムは、NTTドコモのFOMA(3G)網を利用したMVNO形式のデータ通信事業をインターネットイニシアティブ(IIJ)に承継すると発表した。対象サービスは以下の通り。
- 「3G データ定額」
- 「3G データ定額ビジネス」
- 「新ウィルコム定額プランG」(PHS回線は変更なし)
ウィルコムによるサービス提供は2012年3月31日をもって終了するが、2012年4月以降はIIJがMVNOとなって、ドコモの3G通信サービスを提供する。利用条件の変更はなく、また、カスタマーサポートは引き続きウィルコムが担当するため、問い合わせ窓口の変更もない。
これにより、ウィルコムが提供する3G通信サービスは、ソフトバンクモバイル網を利用するサービスに一本化される。
関連キーワード
ウィルコム | NTTドコモ | データ通信 | MVNO | IIJ | FOMA | PCデータ通信端末 | HX002IN | HX003ZT | 新ウィルコム定額プラン | 新ウィルコム定額プランG | ソフトバンクモバイル
関連記事
- 「WILLCOM CORE 3G」個人向けにも提供──0円から5985円の定額プランを用意
ウィルコムが「WILLCOM CORE 3G」を個人向けにも提供すると発表。新たな料金プランを導入する。また、ZTE製の新端末「HX003ZT」を発売することも明らかにした。8月31日までは手数料やデータ通信料、PRIN料金を無料にするキャンペーンも実施する。 - ウィルコム、WILLCOM CORE 3G用データ端末「HX002IN」発売
ウィルコムは、WILLCOM CORE 3G専用のUSB型データ通信端末「HX002IN」(ネットインデックス製)を発売した。WILLCOM CORE 3Gは、ドコモのFOMA網を使った法人向けのMVNOデータ通信サービス。 - 人口カバー率100%:ウィルコム、FOMA網を使った「WILLCOM CORE 3G」を開始――法人向けデータ通信サービス
ウィルコムは、ドコモのFOMA網を使ったMVNOサービス「WILLCOM CORE 3G」を発表した。専用のUSB端末を利用する法人向けのデータ通信サービスで、月額料金は1470円から。個人向けの提供も検討しているという。 - 「WILLCOM CORE」普及までの道のりを模索するウィルコム
ウィルコムがドコモのFOMA網を使ったMVNO事業に乗り出すとの報道がなされた。2009年春からWILLCOM COREを開始する予定の同社だが、なぜこのタイミングで他社回線を使ったデータ通信事業を検討しているのだろうか。 - ウィルコムが携帯参入? ドコモMVNOで、一部報道
PHS専業のウィルコムがドコモMVNOで携帯データ通信に参入する計画があると一部が報じ、ウィルコムは「NTTドコモを含めいろいろな可能性について話し合っていることは事実」とコメントした。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.