「VAIO Duo 11」2013年春モデルの最強構成を速攻でテストする:VAIO Duo 11ロードテスト(1)(1/2 ページ)
「カシャッ」と画面を立てればノートPC、「パタン」と閉じればタブレット。軽い力で開閉できるこのギミックがたまらない。なにっ、VAIO Duo 11の魅力はギミックだけではないって? ほう、それではお手並み拝見といこう。
・→VAIO Duo 11ロードテスト(2):「VAIO Duo 11」のパフォーマンスを極限まで引き出す設定とは?
2013年春モデルでは新色のシルバーが登場
現行「VAIO」シリーズの看板モデルといえば、スライダーハイブリッドPCこと「VAIO Duo 11」だ。「カシャッ」と画面を立てればノートPC、「パタン」と閉じればタブレットになるSurf Sliderデザインにより、タブレットの機動力とノートPCの汎用性、優れた入力環境までも兼ね備えた可変型Ultrabookに仕上がっている。Windows 8時代の到来を象徴する最先端の1台といっても過言ではない。
また、開発段階ではさんざん話題になりながら、今ではほとんど忘れかけられているcTDP(Configurable TDP)を活用したモデルとしても注目の存在だ。これからしばらく利用する機会に恵まれたので、その辺りを含めてじっくりと検証していきたい。
既報の通り、ソニーが2013年春モデルのVAIOを発表し、VAIO Duo 11も新モデルが登場した。2012年10月にデビューしたばかりの製品だけに大きな変更はないが、店頭販売モデルではCPUが少し高性能になり、プリインストールの定番アプリが最新バージョンに更新され、Microsoft Office Home and Business 2013とAdobe Photoshop Elements 11が備わっている。
また、同社直販のソニーストアで買えるVAIOオーナーメード(VOM)モデルには新色として、「シルバー」が追加された。ヘアライン加工を施した明るいシルバーを採用しており、従来機とは一味違った華やかさがある。キーボード面と側面のみシルバー、そのほかの部分はブラックで統一されたツートーンカラーになっており、タブレットモードでもキーボードモードでもそのコントラストが目を引く。
従来のブラックモデルはソニーらしいサイバー感、メカメカしさが前面に出ており、いわゆる「SONY党」が好みそうな濃い仕上がりだったが、このシルバーならば、若者や女性を含め、より幅広いユーザーにアピールできそうだ。そのほか、CPUがワンランクずつグレードアップし、SSD容量として512Gバイトが選べるようになっている(従来機のSSDは256Gバイトまでだった)。
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