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アスク、Thermaltakeの新PCケース「Mute F51」を世界初公開2015年の日本市場戦略も明らかに(2/2 ページ)

アスクとThermaltakeは、自由自在なカスタマイズができるPCケースを提供することで、自作PCの活性化を目指す。

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自由なカスタマイズで自作PCを活性化する

 アスクでは、2014年8月のCore V71投入以降、Coreシリーズの国内出荷を順次行っているほか、カスタム用の水冷製品として「Pacific」シリーズや「Water 3.0 Ultimate」「Water 3.0 Performer C」も取り扱っている。2015年も3月にCore Xシリーズを投入したほか、5月にはCore Xシリーズの新モデルとPacificシリーズの日本語版が登場する予定だ。

アスクがこれまで投入してきたCoreシリーズとこれからの出荷予定

 アスクでは、新製品を投入するだけでなく、自作PCと水冷に興味を持つユーザーを増やすべく、Coreシリーズと合わせてPacificシリーズ、ファンコントローラ「Commander FT」、10基のファンに電源を供給できる“ケースファンハブ”の「Commander FX」、そして、LEDイルミネーションのカスタマイズに使える「LUMI Color LEDストライプ」などの周辺機器も購入するように勧める活動を行う予定だ。

 ほかにも、水冷を含めたPCケースのカスタマイズについて相談できるフォーラムの構築、カスタマイズ自作PCをけん引できる“スター”を育てるべく、世界規模のカスタマイズPCコンテストに日本からも出場するユーザーを選出するといった啓蒙活動を進めていくとしている。

カスタマイズPCの実例として紹介した「Batman Thr Dark Knight CaseMOD With Thermaltake Core V51」

アクリルのサイドパネルにはレーザーでBatmanの世界をモールド。内部にはディスプレイを設置してムービーを再生していた

ブレードの改良で静音で高風圧を実現したラジエータ専用ファン

 Thermaltake台湾のイアン・シェ氏は、Mute F51の紹介のほかに、ラジエータ専用ファン「Riing」シリーズの概要も説明した。120ミリ径サイズと140径サイズのそれぞれでGreen、Blue、Red、WhiteのLEDが輝く4モデルは、特許を申請した“Ring”LEDを採用して、ファンが回転すると外周に円を描いたように輝く。

 そのほかにも、静音、かつ、高風圧のファンブレードや回転抵抗を低減したハイドロリックベアリング、防振用のアンチバイブレーション・マウンティングシステムを備えた取り付けネジ穴を採用する。

ラジエータ専用ファン「Riing」は、ファンの外周を輝かせるRing LEDイルミネーションを採用した

イルミネーション以外にも、静音、かつ、高風圧のファンブレード「Concentrate Compression Blade」やウインドブロックフレームなど、ファンとしての性能も改善している

回転抵抗を低減したハイドロリックベアリングで耐久性を確保。また、フラットなケーブルで静音化も目指した

Thermaltakeが測定した発熱状況

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