Windows 10の日本語入力ソフト「Microsoft IME」の新機能“クラウド候補”を利用する:Windows 10のツボ(8)
Windows 10に標準搭載する日本語入力ソフト「Microsoft IME」には、“クラウド候補”と呼ばれる、旬なワードを予測変換候補として表示する機能が搭載された。
クラウド候補をオンにする
「Windows 10」に標準でインストールされている日本語入力ソフト「Microsoft IME」は、新機能として「クラウド候補」機能が追加されている。検索エンジンの「Bing」で使われている検索ワードのサジェスト機能を利用することで、話題のワードを予測変換に表示することができるものだ。Google日本語入力やATOKでおなじみの機能が、ついにWindows標準の日本語入力ソフトにも搭載された。
この機能は標準でオフになっているので、設定でオンにする必要がある。オンにするには、通知領域に表示されているMicrosoft IMEアイコンの左隣にある「A」または「あ」と表示されているアイコンを右クリックしてプロパティを選択する。
プロパティの中にある詳細設定を選択し、予測入力タブにある「クラウド候補を使用する」にチェックを入れる。これでクラウド変換がオンになる。
新しい言葉をいち早く変換
クラウド候補をオンにすると、文字入力中に表示される予測変換に雲のマークがついた候補が現れるようになる。これがクラウド候補によって取得された予測変換候補となる。辞書に載っていない新しいワードやアニメのタイトルなどが簡単に変換できるようになる。
Google日本語入力と比較すると、まだまだ網羅している言葉は少ない印象だ。しかし、標準のMicrosoft IMEにこの機能が搭載されたことに大きな意義があると感じた。これからの機能強化に期待したい。
→・Windows 10のディスク容量肥大を招く「Windows.old」はすぐ削除すべき?
関連商品
関連記事
- 「Windows 10」大特集
- Windows 10の日本語入力ソフト「Microsoft IME」の新機能“クラウド候補”を利用する
Windows 10に標準搭載する日本語入力ソフト「Microsoft IME」には、“クラウド候補”と呼ばれる、旬なワードを予測変換候補として表示する機能が搭載された。 - Windows 10のエクスプローラ新機能「クイックアクセス」とは
Windows 10でエクスプローラを開くと、最初に表示される「クイックアクセス」を解説する。 - Windows 10で従来のコントロールパネルを表示する
Windows 10は設定画面の見た目が一新。大きなアイコンを配置し、タッチ操作に最適化され、項目はシンプルになった。見慣れたコントロールパネルはどこにいった……? - Windows 10のアクションセンターに表示されるボタンを自分好みにカスタマイズする
Windows 10で採用された「アクションセンター」は、各種通知を確認したり、よく使う設定項目を簡単に変更したりできるボタンを備えている。ボタンは自分がよく使うものに並び替えることも可能だ。 - Windows 10の新機能「Game DVR」でアプリやゲームの動画/静止画をキャプチャする
Windows 10にはOSの標準機能としてビデオキャプチャ機能「Game DVR」が搭載されている。起動中のゲームやアプリケーションで簡単に動画/静止画キャプチャが行える。 - Windows 10で生まれ変わった「スタートメニュー」を自分好みに変える
新しくなったスタートメニューは、大きく見た目が刷新された。今回は基本的な使い方とともに、ライブタイルをすべて非表示にしてシンプルに使う方法を解説する。 - Windows 10で追加された「ショートカットキー」を覚えよう
Windows 10の新機能に伴い、新たに追加されたショートカットキーを紹介する。 - Windows 10の新しい「タッチパッドジェスチャー」を使いこなす
Windows 10で新たに追加されたタッチパッドのジェスチャー機能で、エクスプローラやウィンドウの操作がより快適になった。使い方をマスターして作業効率を上げていこう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.