「Surface Pro 4」の進化したType CoverとSurfaceドックを徹底レビュー：Surface Pro 4完全検証（4）（3/3 ページ）

本体だけでなく純正アクセサリも進化した「Surface Pro 4」。今回は新しくなったType Coverの使い勝手を中心にチェックしていく。

[鈴木雅暢（撮影：矢野渉），ITmedia]

Surface Pro 4 Type Coverはカバーキーボードの完成形か

　今回は新しいSurface Pro 4 Type Coverを中心にチェックした。全体の大きさを変えずにキーボードのサイズは広くゆったりと打てるようになったほか、キー配置の見直しや剛性の向上により、タイプ感、使い勝手も改善された。高精度タッチパッドの操作感も上々だ。

　このスタイルの画面保護カバー兼キーボードとしては、ほぼ完成されたのではないかと思えるほど進化している。価格は1万7712円（税込）と高価だが、Surface Pro 4をフル活用するためにも一緒に購入しておきたい製品だ。

　新しいドッキングステーションのSurfaceドックも便利なアクセサリだが、2万7432円（税込）と少々割高な印象がある。正直なところ、このような拡張性を強く求めるユーザー以外は、購入しづらいだろう。

　Surfaceシリーズの人気も国内で定着してきた感があるので、いっそSurface Connectの仕様をオープンにして、サードパーティーからも対応製品が登場するよう促してはどうだろうか。この端子をSurfaceドックだけに使わせておくのは、もったいない。

　なお、Surface Pro 4用の純正アクセサリは、Surface Pro 3やSurface 3でも利用できるものが多い。参考までに下表に対応状況をまとめたので、Surface Pro 3やSurface 3のユーザーもアクセサリ選択の参考にしてほしい。

Surfaceシリーズ純正アクセサリの互換性
製品名	Surface Pro 4	Surface Pro 3	Surface 3
Surface Pro 4 Type Cover	○	○	−
Surface Pro 3 Type Cover	○	○	−
Surface 3 Type Cover	−	−	○
Surfaceペン（新）	○（筆圧1024段階）	○（筆圧256段階）	○（筆圧256段階）
Surfaceペン（旧）	○（筆圧256段階）	○（筆圧256段階）	○（筆圧256段階）
ペン先キット	○	−	−
ACアダプター（36ワット）	○	○	−
ACアダプター（13ワット）	−	−	○
Surfaceドック	○	○	−
Surface Pro 3用ドッキングステーション	○（アダプターが必要）	○	−
Surface 3用ドッキングステーション	−	−	○
VGAアダプター（新）	○	○	○
VGAアダプター（旧）	○	○	○
HD ACアダプター（新）	○	○	○
HD ACアダプター（旧）	○	○	○

• 次回記事→「Surface Pro 4」さえあれば、何もいらないは本当か？■

【特集】Surface Pro 4完全検証

1. 「Surface Pro 4」の性能をSurface Pro 3／Surface 3と徹底比較する
2. 「Surface Pro 4」の携帯性をSurface Pro 3／Surface 3と徹底比較する
3. 「Surface Pro 4」の進化したディスプレイと筆圧ペンを徹底レビュー
4. 「Surface Pro 4」の進化したType CoverとSurfaceドックを徹底レビュー【本記事】
5. 「Surface Pro 4」さえあれば、何もいらないは本当か？

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