検索
ニュース

「ThinkPad X1 Carbon」の第5世代(2017年モデル)で無償点検・修理 バッテリー異常発熱の恐れ

ThinkPad X1 Carbon(第5世代:2017年モデル)において、ネジ脱落に起因する内蔵バッテリーの異常発熱が発生する恐れがあることが判明した。当該の本体については、レノボの修理拠点での無償点検・修理対象となる。

Share
Tweet
LINE
Hatena

 レノボ・ジャパンは2月7日、ノートパソコン「ThinkPad X1 Carbon」の第5世代(2017年モデル)において内蔵バッテリーの異常発熱と、それに起因する製品破損が全世界で3件発生していることを明らかにした(うち1件は日本)。本体内部で脱落したネジによるバッテリー破損が原因で、対象ロットについては内蔵バッテリーの無償点検を実施し、必要に応じてバッテリーの交換修理を行う。

ThinkPad X1 Carbon(第5世代)
ThinkPad X1 Carbon(第5世代)

無償点検・修理の対象

 今回の無償点検・修理の対象は、X1 Carbonの第5世代のうちマシンタイプが「20HQ」「20HR」「20K3」「20K4」で、2016年12月から2017年10月までに製造されたもの。2017年11月以降に製造した個体は対象外となる。

 本体のマシンタイプとシリアルナンバーが分かっていれば、特設サイトまたは特設電話窓口(0120-988-819、9時から18時まで)で該当個体かどうか調べることができる。マシンタイプとシリアルナンバーは本体の裏ぶたに貼り付けてあるシール、または「Lenovo Vantage(旧・Lenovo Companion)」アプリに表示されている。

 特設サイトで「AFFECTED(影響あり)」と表示された場合は、無償点検の対象となる。特設電話窓口に連絡しよう。「NOT AFFECTED(影響なし)」あるいは「INSPECTION COMPLETED(検査終了)」と表示された場合は、既に点検済みあるいは点検対象外の個体となる。

特設サイト
特設サイトにマシンタイプとシリアルナンバーを入力すれば該当・非該当を調べられる。記事掲載前は「Connection Error(接続エラー)」で調べられなかった
シリアルステッカー
実機のシリアルステッカー。本体のマシンタイプとシリアル番号、製造年月が表示されている
Lenovo Vantage
プリインストールの「Lenovo Vantage(旧・Lenovo Companion)」アプリでもシリアル番号とマシンタイプを調べられる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る