IDC Japanはこのほど、日本国内における2019年のトラディショナルPC市場出荷実績値の発表を行った。
この調査結果によると、2019年通年で法人市場は前年比率59.7%増の1259万台、家庭市場では同比18.1%増の475万台を実現。全体では同比45.7%増の1735万台という大幅増となった。同社では、Windows 7の延長サポート終了前にWindows 10へ移行する動きが法人市場、個人市場ともに特需の要因となったと分析している。
メーカー別シェアではレノボ/NEC/富士通グループがシェア40.3%で1位を維持。2位のHPは3.6ポイント増の18.2%、3位のDellも1.9%増の15.5%となっている。
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