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シャッターが降りだして1カ月経ったアキバの今:古田雄介の週末アキバ速報(2/2 ページ)
緊急事態宣言が出された4月8日から1カ月が経過した秋葉原を歩くと、「当面の間、休業いたします」と貼られたシャッターを何十となく目にする。もちろん、Webカメラは今も枯渇したままだ。
Webカメラは枯渇が続き、ヘッドセットとICカードリーダーは品薄傾向
極端な品薄傾向は、PCパーツよりも周辺機器の方でいくつか見られた。
長らく店頭で枯渇しているのはWebカメラだ。あるショップは「仕事用はもちろん、オンライン飲みのために探している人は今もいらっしゃいます」という。ただし、どこのPCパーツショップでもほとんど在庫していない状況は変わらない。
Webカメラの代替品も同様だ。テクノハウス東映も「Webカメラ的に使えるアイテムとしてアクションカムも人気を集めましたが、そちらも在庫切れになりました」という。また、複数のショップでビデオキャプチャーカードや同ユニットの在庫も薄くなっている。
ヘッドセットも品薄傾向が続くが、こちらはゲーミング用からビジネス用まで、何かしらの製品を取りそろえているショップが多く、ブランド等にこだわらなければ比較的入手しやすい状況となっている。
注意したいのはICカードリーダーだ。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「マイナンバーカードで10万円給付を受けたいということで、急速に需要が高まっています。既にかなり品薄になっています」と話す。同店ではNTTコミュニケーションズの「ACR39-NTTCom」を1人1本の条件付きで販売中だった。
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