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第12世代Core iシリーズ追加モデル&Intel H670/B660/H610マザーが登場:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
2021年からヒットを続けている、第12世代Core iシリーズのラインアップが拡充された。下位チップセットを搭載したマザーも登場し、組み合わせの幅がグンと広がっている。
1.5万円切りモデルも――H670/B660/H610マザーが一斉デビュー
CPUの追加ラインアップと同時に、第12世代Core iシリーズに対応する新しいチップセットを搭載したマザーボードも登場している。チップセットはIntel H670/B660/H610の3種があり、いずれもIntel Z690の下位に位置付けられる。
対応するマザーボードはASUS JAPANやMSI、ギガバイト、ASRockから売り出され、価格は1万5000円弱から3万4000円前後までと幅広い。
最安クラスはASUS JAPANのH610マザー「PRIME H610M-A D4」とギガバイトのB660マザー「B660M DS3H DDR4」がともに1万5000円弱で並ぶ。
Intel H670は、Z690からオーバークロック機能を省いてPCIe 3.0レーン数やUSB 3.2のサポート数を減らした仕様となっている。B660はさらにSATAやDMI 4.0レーンを減らし、RAIDサポートも省いており、H610はPCIe 4.0とUSB 3.2 Gen 2x2が非対応となる。
ドスパラ秋葉原本店は「これまで第12世代はZ690マザーのみで、最安が2万3000円前後という状況でした。2万円以下のラインアップがグンと増えたので、ミドルクラスやエントリークラスのマシンを組むのも現実的になってきたと思います」と新マザーのラッシュを歓迎していた。
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