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2万円切りのRyzenマザー&1万円切りの10GbEカードが登場:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
青天井価格のハイエンドパーツが注目を集める中で、値頃感の強い新製品が人気を得ている。ASRockからは2万円を切るAMD A620マザーが、エアリアからは1万円切りの10GbEカードが登場した。
エアリアから1万円切りの10GbEカードと6ポートSATAカードが登場
エアリアからは複数の拡張カードが登場している。
複数のショップで注目されていたのは、10GbEカード「SD-PE410GL-B」だ。PCIe Gen 3 x4接続のロープロファイル対応カードで、コントローラーチップにはAquantiaの「AQC107」を採用している。ファームウェアはVer.4.2.40で、価格は1万円弱だ。
1万円を切る10GbEカードは、2021年10月にオリオスペックが自社ブランドとして「NB-AQC107T1-S」を6930円でスポット販売した例がある。
ただ、SD-PE410GL-Bは多くの店舗が取り扱う製品で1万円以下での登場は初めてだと喜ぶ声をよく聞いた。TSUKUMO eX.は「これだけ安いと引きは強いと思います。いろいろな問題を解消したファームウェアを採用していますし、安心して導入できますからね」と高く評価していた。
同じタイミングで、6基の内蔵SATAポートを追加できる「SD-PE4SA-6P」も6600円前後で投入している。こちらもロープロファイルに対応しており、接続はPCIe Gen 3 x2接続だ。
入荷したパソコンSHOPアークは「最近はマザーボードのSATAポートも少なくなる傾向がありますから、爆発的なヒットにはならないまでも堅いニーズがあると思います。ニッチなアイテムとして置いておきたいですよね」と話していた。
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