PCIe 5.0対応M.2 SSDを4枚挿せる拡張カードがASRockから登場:古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)
M.2 NVMe SSDの4枚挿しが可能なPCIe 5.0カード「Blazing Quad M.2 Card」が登場する一方で、M.2 SSDが最大12枚使えるNASキット「FLASHSTOR」も話題になっていた。そんな連休直前のアキバをお届けする。
今週は複数のショップにASRockのPCIe 5.0 x16カード「Blazing Quad M.2 Card」が入荷していた。価格は1万7000円弱だ(税込み、以下同様)。
2連ファン搭載の「Blazing Quad M.2 Card」が1.7万円でデビュー
Blazing Quad M.2 CardはM.2 NVMe SSDを最大4本挿せる拡張カードで、PCIe 5.0対応SSDも搭載できるのが特徴だ。2020年1月に登場したPCIe 4.0まで対応する「Hyper Quad M.2 Card」の進化モデルの位置づけで、クーラーのファンを大型して2基に増やすなど冷却性能を高めている。6ピンの補助電源を1基備えている点は共通だ。
入荷したTSUKUMO eX.は「Hyper Quad M.2 Cardと比べてズシンと重く、冷却性能を相当高めているのは伝わりますね。ただ、まだPCIe 5.0対応のM.2 SSDがほとんど出回っていないので、注目されるのはこれからでしょうね。PCIe 4.0 SSDで楽しむのも全然いけると思いますが」という。
PCIe 5.0対応のSSDは2023年2月にCFD販売から2TBの「CFD Gaming CSSD-M2M2TPG5NFZ」が5万円弱で登場している。ただし、初回入荷分はすぐに売り切れとなり、現在まで枯渇状態が続いている。別のショップは「6月にはCrucialからヒートシンクなしのPCIe 5.0モデルが登場する見込みですし、その頃を見据えてゆったりと待っています」と話していた。
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