連載
NZXTの人気ケース「H7 Flow」に新バージョン登場/暑いだけあり「水冷」回りにも新製品:古田雄介の「アキバPickUp!」(3/4 ページ)
先週末(7月14日週)、NZXTのE-ATXケース「H7 Flow」の新バージョンが複数のショップで話題となっていた。底面からの吸気力がアップし、連結ファンを新たに採用したことが特徴だ。また、暑さの続く中、強力な水冷キットが複数デビューしている。
Lian Liから天面固定に最適化した水冷キットが3モデル登場
Lian Li Industrialからも、360mmラジエーター搭載の簡易水冷キット「HydroShift AIOシリーズ」が売り出されている。
ラインアップは、同社の3連結ファン「UNIFAN TL120 RGB」(実売2万円弱)を搭載した「HydroShift AIO 360TL」、羽根が光色を反映するARGB搭載モデル「HydroShift AIO 360R」、光らない高性能ファンを採用した「HydroShift AIO 360S」の3モデルで、いずれもカラーをブラックとホワイトから選べる。実売価格は360TLが4万9000円前後、360Rが3万7000円前後、360Sが3万3000円前後だ。
3モデルは共に、標準でラジエーターの側面に途中までチューブを固定した作りとなっており、ケース上部に固定した際に、マザーボード側に露出するチューブを最小限に抑えられる利点を持っている。また、水枕上部には2.88型のIPS液晶ディスプレイも組み込んでいる。
入荷したオリオスペックは、「最近は『白で光らない』や『黒で光らせる』という動きもあります。これだけラインアップを整えてくれれば、ピッタリのモデルが見つけられそうですね。(店舗側の視点に立つと)在庫のストックはちょっと大変ですが……」と笑っていた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
NZXT「H7」やFractal Design「Pop」など注目PCケースが続々登場
夏場の自作に向けて、PCケースメーカー大手が注力モデルを続々と投入している。先週はNZXTの「H7」とFractal Designの「Pop」が注目を集めていた。
ASUSの水冷キットに「LGA1700」のロゴ
今週登場したASUS JAPANの水冷キット「ROG RYUJIN II」には、Intelの次世代Core iシリーズの対応を思わせるロゴが貼られていた。次世代の影がひたひたとアキバに迫る。
4TBだけQLCなM.2 SSD「WD Blue SN5000シリーズ」登場
4TBの大容量NVMe M.2 SSD、96GBのDDRメモリキット、16GBのGDDR6メモリを搭載したグラフィックスカード――3連休の秋葉原では広い意味で“メモリ”にまつわる新製品が注目を集めた。
「Ryzen 9000シリーズ対応」をうたうマザーボードが複数登場 “次世代”への期待が高まるアキバ
週末の秋葉原では「Ryzen 9000シリーズ」対応のマザーボードがちらほら出てくるようになった。発売時期は未定ながらも、Ryzen 9000シリーズへの期待は高まっているようだ。
12VHPWRコネクターも測れる電源チェッカー「Dr. Power III」が話題に
Thermaltake(サーマルテイク)の電源チェッカー「Dr. Power」に、12年ぶりの新モデルが登場。ニッチな製品でありながらもニーズは高く、すぐに売り切れた店舗もあったという。



