3キャリアユーザー共通で利用率が高いサイトは
ビデオリサーチインタラクティブが、携帯サイトのアクセス状況を発表。3キャリア共通で利用率が高いサイトとして、mixiモバイル、Googleモバイルなどの5サイトが挙がっている。
ビデオリサーチインタラクティブは3月30日、モバイル・マーケティング・データ「ケータイ2009 edition」のリリースに伴い、携帯サイトのアクセス状況を発表した。調査は1月26日から2月1日まで実施されたもので、モバイルサイトのアクセス状況とサイトユーザープロフィール調査編の有効回答数は3000サンプル、モバイルマーケティング基礎調査編の有効回答数は1102サンプル。
調査によると、最近3カ月間で利用率が最も高かったケータイサイトは、NTTドコモユーザーが「ドコモプレミアムクラブ」、auユーザーが「au oneトップメニューGoogle検索」、ソフトバンクモバイルユーザーが「Yahoo!検索」だった。
また、「乗換案内」(ジョルダン)「mixiモバイル」「Googleモバイル」「ぐるなび」「Yahoo!オークション」などのサイトは、3キャリアとも共通して利用率の上位にランクインしている。
ジョルダンが提供する「乗換案内」の利用率を男女、年代別で見ると、男女ともに20代から30代の利用率が高いことが分かる。20代の男性では31.5%、20代の女性では48.3%が利用しており、30代の男性では28.0%、30代の女性では30.5%が利用している。mixiモバイルは、男性の20代が30.6%、女性の15〜19歳までが44.9%、20代が45.9%と高い利用率を記録している。
また約40の広告主のサイトについて3カ月間の利用率を調査した結果、マクドナルド(ファストフード)の利用率が24.1%となり、ケータイユーザーの4人に1人が同社の携帯サイトにアクセスしていることが分かった。特に15〜19歳までの女性は40.4%、女性30代が34.6%と利用率が高く、クーポンなどの会員特典サービスのお得感がユーザーを集めたものと推測されている。
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