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タッチ操作の案内表示板、かざしてケータイに情報転送――銀座駅で実証実験
地下から街中への案内をスムーズに――。東京メトロと日立製作所が、銀座駅で電子案内表示板の実証実験を開始した。
東京メトロと日立製作所は、東京メトロの銀座駅で、電子案内表示板「タッチで道案内」の実証実験を実施する。案内板は4月20日から6月30日まで、数寄屋橋交差点改札出口側と銀座四丁目交差点改札出口側の2カ所に設置する。
実証実験では、地下鉄の駅から街中の目的地までの案内サービスについて、ニーズを調査。案内板には駅周辺の地図や地下通路を地図形式で表示するほか、案内板から地上の目的地までのルート表示にも対応する。
案内板には携帯電話用のインタフェースが用意され、案内板におサイフケータイをかざすと、目的地周辺地図にアクセスできるURL情報を取得できる。
両社は実証実験を通じて、現行の地図や出口案内板での情報提供との関係、電子的な情報提供システムへの受容性、利用者ニーズなどを調査する。
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