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KDDI、京セラ製端末3機種を販売停止――電源が入らなくなる不具合
KDDIは京セラ製の「W62K」の法人アプリプリセットモデル、「W63Kカメラなしモデル」「W65K」の販売を一時停止した。部品の不良のため、電源が入らなくなる不具合があるという。
KDDIは5月26日、京セラ製のau携帯電話「W62K(法人アプリプリセットモデル)」「W63Kカメラなしモデル」「W65K」の一部に、電源が入らなくなる不具合があることを公表し、同日から当該機種の販売を一時停止した。
対象となるのは、各端末の製造番号が次のもの。製造番号は、電池カバーと電池パックを外した本体内部のラベルで確認できる。
- 「W62K」(法人アプリプリセットモデル):製造番号 SKYER085201〜SKYER115200
- 「W63Kカメラなしモデル」:製造番号 SKYEV015501〜SKYEV027500
- 「W65K」:製造番号 SKYEW052601〜SKYEW060900、SKYEW063901〜SKYEW087900、SKYEX069225〜SKYEX100800、SKYEY043401〜SKYEY059500
送信関連部品の不良のため、電源が入らなくなる場合があるという。3機種は現在、W62K(法人アプリプリセットモデル)が1万5500台、W63Kカメラなしモデルが3700台、W65Kは2万3976台、合計約4万3000台が稼働しており、ユーザーには今後の対応について書面や同社Webサイトなどで、案内と告知を行う。
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