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ドコモ、TTSLとの共同ブランド「TATA DOCOMO」を発表――インド国内でGSMサービスを開始
ドコモは、インド タタ・グループ傘下の通信キャリアTata Teleservices(TTSL)と共同で展開する携帯電話ブランド「TATA DOCOMO」(タタ・ドコモ)を発表。GSMサービスをインド国内で開始する。
NTTドコモは6月10日、インド タタ・グループ傘下の通信キャリアTata Teleservices(TTSL)と共同で展開する携帯電話ブランド「TATA DOCOMO」(タタ・ドコモ)を発表した。6月からGSM網サービスをインド南部地域より開始し、順次全国展開を進める。
TTSLは約3570万契約を擁するインドシェア第6位のキャリア。ドコモは2008年11月、TTSLの株式26%を1307億ルピー(当時約2640億円)で取得し、インドでのCDMA/GSM携帯電話サービスをTTSLと共同で提供することを発表している。またTTSLの事業運営にも積極的に関与し、人材派遣や技術支援のほか、法人市場や国際ローミング、端末の調達面でも連携する方針だ。
TATA DOCOMOのロゴは高い視認性と新規性を持つもので、多数の言語が用いられるインド市場を考慮して“形”として認識させるデザインを採用。背景色・文字色・文字の並びについてバリエーションがあり、合計9種類の基本パターンを用意しているという。
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